Thin Lizzy 3W | Nobby Okumuraオフィシャルブログ「BOOBEE」powered by Ameba

Thin Lizzy 3W

Thin Lizzyの紙ジャケ3作品がリリースされました。
今更、珍しくもない紙ジャケですがこのシリーズは海外ではデラックス・パッケージとして最近リリースされたものになります。

Thin Lizzyフリークとしてはファイティングやジェイルブレイクのアルバムが絶頂期という方が多いと思います。
正直、バンドとしてのまとまりが全くない3作品ですがリード・ギタリストが全て違うというのも凄いところです。

バッド・レピテイションはブライアン・ロバートソンがアル中(多分)でフラフラになりギターもまともに弾けなくなってしまったので解雇寸前でリリースされたアルバム。
でもそんな中でも彼独特のメロディやソロワークはしっかり凝縮されております。
しかしアルバムアートワークには彼の姿はありません。(笑)

ブラック・ローズはThin Lizzyのアルバムと言うよりはゲイリー・ムーアのアルバムと言っても過言ではないです。。。彼のソロワークやバンドでの中でも天下一品の産物です。
ソロ・アルバムでワイルド・フロンティアというのがありますがそれに近いかもしれません。
彼もまた曲者で喧嘩ばかりしてて手に負えずバンドを脱退という感じです。
今年、天に召されてしまいあのギターワークが見れなくなってしまったのは残念でなりません。

最後、チャイナタウンはバンド内のもう一人のギタリスト、スコット・ゴーハムにとても近いギタリストです。ピンク・フロイドのサブメンバーとして参加していた彼はゲイリー・ムーア無き後、フィル・ライノットに声をかけられ参加したそうです。
アルバムを聴いて彼とスコットの区別はとても難しいですが音色がコンプがかかった感じでブルース感のあるフレーズを多用してるのがスノーウイ・ホワイトです。
彼はもう一枚レネゲイドと言うアルバムをリリースして後任のジョン・サイクスにバトンタッチします。
ジョン・サイクスは言わずもがなポスト・ゲイリー・ムーアと呼ばれ後にホワイトスネイクで大ブレイクしたギタリストです!!!
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