文七元結 / 芝浜 | ロンドンも今日は晴れ ー のび太のとある無駄話

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文七元結 / 芝浜

 

 

 

年末のド定番

 

大好きなPatrick Stewartの「クリスマスキャロル」と一緒で、志ん朝師匠の「文七元結」と「芝浜」は年末に一回は観ないと年末を迎えた気がしないのです。

 

 

 

古今亭志ん朝 - 文七元結

ホントダメ親父なんだけど、竹割な頑固者、べらんめい調の中に優しさを感じる長兵衛さん

結構どん底にいるはずなのに、なぜかそれを感じさせない優しいおかみさんに両親想いのお久ちゃん

佐野槌の女将や近江屋の旦那、番頭さんと文七、全ての登場人物が、情と義理そして礼節に溢れていて、とっても温かい優しい気持ちになれます。

 

 

 

 

古今亭志ん朝 - 芝浜

こちらは大晦日のド定番。

酒飲みの熊公と熊さん想いで賢いおかみさんの夫婦愛。

おかみさんの一芝居が凄すぎ😆(そのまんま騙される熊さんも素直で可愛いけど😂)

 

心を入れ替えて働き者に変わった熊さんとおかみさんが迎える大晦日

お互いへのリスペクトに満ち溢れた名場面です

 

「お、除夜の鐘打ち始めた。なあ、間も無く年も明けるよ… 除夜の鐘聞きながら酒が飲めるたぁ俺も考えてもみなかった… 」

 

除夜の鐘の情景

不安のない静かな年明けを迎えることのありがたさにこちらも幸せな気持ちになります... 

 

 

 

 

志ん朝師匠のまさに名人芸。師匠の人情噺は爽やかな笑いの中で本当に涙が出てくるのです。

 

心が暖っかく豊かになる想いがします... ☺️

 

 

ちょっと長いけど是非!

 

 

 

 

 

✨😃