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前回までのお話で、嫌いな人の
嫌いな部分はどんなところでしょう？
と問いかけ、逆に好きな人は自分の
投影に近い存在だなんてお話をしました。
前回の記事はコチラ
早速、続けますね。
前回のお話の最後に、
『心の病になる人は、私と似ている人が多い』
『私の嫌いな人は、心の病にはならない』
なんてお話しました。
少し、極論ですが、
間違ってもいないと思ってます。
好きな人が、自分の投影だとするならば、
好きな人から学ぶことは多くはありません。
では、嫌いな人はどうでしょう？
嫌いな人が言うことや、やることは
見ると腹が立つとともに、
実は、
『自分がやりたいけど、できないこと』
をしている人なんです。
要は、自分の我慢していることを
我慢していない人に腹が立ってしまうん
ですよね。
自分がダメなことと決めつけて抑えつけている
部分を
押し殺さずに、奔放にぶちまけている。
自分が言いたいけど、オトナぶって
言えないことをバンバン言っている。
これって、実は憧れに近い感覚も
あるんです。
憧れって唐突に言われると違和感
がありますよね。
なぜって自分では、絶対に認めたくないし
気づかないように、常に蓋をしている
本心でもあるので、素直には納得できない
と思います。
でも、これは悲しいけど事実です。
では少し、視点を変えてみて
あなたの抱えている『悩み』について
好きな人に相談すると、
共感して、一緒に悩んでくれます。
でも、これを嫌いな人に相談すると
はぁ？何でそんなつまらないことで
悩んでいるの？って笑い飛ばされます。
これにムカーっとくるのは
どんな人間にもある心理。
でも、ここで落ち着いていられる人なら
自分の悩みを、そんなもんは悩みじゃないと
笑い飛ばされることで、何だか悩んでいること自体が
バカバカしく思えて忘れられるかもしれません。
これは、かなりの荒療治ですが・・・
あなたが、もし自分のダメな部分を知り
しっかりと向き合いたいと思うなら、
勇気を出して、大嫌いな人と関わって下さい。
腹を立ててもいいけど、大事な部分は
冷静に受け止め、自分に足りないものを
探し当てて下さい。
自分と真逆の人は、自分の弱点を知るのに
とっても貴重な存在です。
気は乗らないと思いますが、
試してみる価値は十分にあります。
やってみた人は、結果教えてくださいね。
それでは、また。