悪意のある行動と、ただの失敗 | 悩みとうまく同居できる人になろう 〜人生を楽に生きる簡単な方法〜

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悪意のある行動と、ただの失敗



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みなさん、こんにちは。

今日は人間関係の悩みについてお話ししたいと思います。

みなさんは、人間関係というと誰とのことを真っ先に思い浮かべますか?

仕事をされている方は、会社の中での人間関係とか取引先の人なんかを思い浮かべたり
主婦の方なんかは、家族やママ友なんかを思い浮かべた方が多いんじゃないでしょうか?

でも今回は少し視点を変えて、小さな子供との人間関係についてお話しします。

まず、小さな子供に対して、親が対等に『人間関係』と思った人は少ないと思います。

親は子供に対して、『自分では何もできない援助が必要な存在』と思い込んでいます。

確かに、まだ歩けないような小さな子ならその通りですが、歩き始めて、お話をするように
なってくると子供はすでに自分を持っています。

意外に親の行動も冷静に見られていることが多いようです。


例えば、イタズラをしたときなんかに叱るという行動があります。

これには、親が子供に悪いコトをしてはいけないと悪意のある行動に対して
戒めるような意味があると思います。


ここで一つ想像してみて下さい。

3歳ぐらいの子が家族の食事をテーブルに運ぶ手伝いをしてくれていたとします。

その途中、おかずの一つをお皿ごと床にこぼしてしまいました。

このときも、’気をつけなきゃダメでしょ!’なんていって叱る方が多いんじゃないかと思います。

でも冷静に考えると、子供は善意を持ってお手伝いをしてくれている途中に、
ただ『失敗』をしただけで、悪意のある行動とは違うような気がしませんか?

こんなときに叱ってしまうと、子供は混乱し手伝うこと自体が悪いことなのかもと勘違いします。


親の立場でも、忙しい日々を何とか過ごしていてイライラが溜まっていますので、
つい大声をだしてしまうのは私の経験上からもよく分かります。

でも、叱るとき子供に不信感を与えないようにするには、起こってしまった事実が
悪意のある行動なのか、ただの失敗なのかを見極める必要があると思います。

それが、ただの失敗なら、次回また同じことが起こらないように働きかけることに重点を置き、
片付けは自分でやってもらった上で、どうしてこぼしてしまったか、どうしたらこぼれにくくなるかを
優しく教えてあげるのが一番いいのかなと思います。


子供は親の姿を見ていないようで、しっかり見ています。

そして冷静に、ここは言うことを聞いてあげるのがいいか、あえてワガママを言うのがいいか
状況から判断して行動しています。

親が急いでいるときほど、ゆっくりと靴を履いたりしていませんか?

そんなときは、親が手伝おうとすると’自分でやる!’と決まって言うと思います。

急いでいるのは親の都合で、ボク(ワタシ)には関係ないよとメッセージを送られているんです。


もちろん、眠いだけとか体の調子が悪いだけでワガママになることもあります。
親はそれと混同しないように気をつけることが大切です。


知らず知らずに親の価値観を押し付けてしまうような場合でも、子供はいい子でいようか、
反発しようかを選んでいます。

どちらにしても、根底には親に対して深い愛情があるので親の喜ぶ方に傾く子が多いです。

それがいつの間にかクセになってしまった優しい子が大人になると、親への依存度が高く
何も自分で決められない人になってしまう可能性があります。


子供だから下に見るんではなく、対等な目線で真剣に向き合い信頼関係を深めましょう。


● 子育てに悩んでいるお母さん ●

悩んでいるということは、子供に対して真剣に向き合っている証拠でとても良いことです。
子育てに悩まない人は、子供に無関心ともいえます。

それでも悩みが深く、自分ではどうしようもできなくて反省ばかりという方は
是非、私と直接お話して楽になりましょう。


それでは、また。