択一成績リサーチデータ(第1弾)が出ました。
法令択一平均点:114.2点
一般知識平均点:40.4点
計:154.6点
やはり昨年よりは低く出ています。
例年、母数が増えると点数が下がってきますが、154点ラインは変わらないと思います。
2022年と比べて平均点が約-2点、A+Bランク計が-4点(1問分)と、数字的には大きな差がないように思えます。
しかし、正答率50%台のBランクが多く、これをすべて取り切るのが難しいことを考えると、択一のみで160点を超える層は例年よりも少ないはずです。
択一140~150点台で記述の結果次第・・・という受験生が多いのではないかと推測されます。
記述式について
3問とも、「問われている論点すらわからない(受験生の中で解答が割れる」ということはなく、
問44「差止めの訴え&仮の差止め」
問45「物上代位」
問46「契約不適合責任」
というのは判断しやすかったと思います。
なので、論点ズレ(特に問44を取消訴訟などにしてしまう等)は0点の可能性があります。
それを踏まえたうえで、「じゃあ正確に記載できるか」というと、それはまた難しい問題です。
例えば・・・
問44
差止めの「訴え」、仮の差止めの「申立て」と書けたか。
被告適格を「Y市」と書けたか。
※「出席停止の議決差止め」と具体的に書けたかどうかで点数に差がつくのかは正直わかりません。(もちろん、書けていたほうが理想です。)
問45
「抵当権に基づく物上代位(権)」「払渡し前に差押さえ」と書けたか。
問46
「契約不適合責任」と書けたか、「代金減額請求」「損害賠償請求」「解除」の3つを書けたか。
このあたり、まだ添削数が少ないのでなんとも言えませんが、3問とも予備校の解答例通り書けた方は多くはないようです。
記述の採点基準はどうなるのか
現時点では、記述の採点を過剰に厳しくすることはないと考えています。
論点ズレは0点の可能性がありますが、3つのうち1つ誤っているとか、法的手段や根拠を書き忘れた等でばっさり0点というのは考えにくく、記載に応じた点数は返ってきそうな印象です。(微妙な加点・減点はありそうですが、そこはもう完全にブラックボックスです)
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