正月も7日になりましたので恒例の七草粥を炊きました。

七草は青菜の少ない冬から早春にかけて、ビタミンやミネラルの貴重な摂取源となる野草で、胃腸を整え、体を温め、粘膜を強化する効能があるそうですよ。

古代に見られる若菜摘みもこうした考えのもとに行われていたもので、歴史は長いですね。

冬でも豊富な野菜類が手に入るようになった今でも、私などは春先になるとフキノトウやセリが出回るのが楽しみです。

セリは栽培種もありますが、野生種には格別の香りがありますものね。

今年も頂きました。

例年お粥に塩味は付けず、今年は昆布の佃煮と梅干しでサッパリと頂きました。

お粥を作っていたら何故か調子づいて、一度作ってみたいと思っていた伊達巻きを作ってみよう、と意を決し朝から挑戦しました。笑

材料

〇文のはんぺん55g×2（作ってみたい気持ちがあったので買い置きしていました）

卵　4個

酒

砂糖　(ラカントS　小匙2)使いました。砂糖は好みの砂糖で。甘さも好みで。

だし醤油（3倍濃縮県内弓削田醤油製）、大匙1（塩は使いませんでした）

そのままでは固いので、はんぺんに酒を加え乍ら滑らかになるようにひたすら擂る。

もちろんフードプロセッサーなどでもOKです。

ある程度擂ったら、卵液を少しずつ加えダマダマがなくなるまで擂ってくださいね。

これはまだ途中なので少し固まり見えますね。

これで良しと自分で納得するまで擂ったら、（特別濾すことはしませんでした）後は玉子焼き器で極弱火で焼いてください。

表面固まったら裏返して、もう片面を焼いたらOKです。

焼き上がりました。（写真撮るの忘れました）

もう少し色が濃い方がいいかな、とは思いましたがもう十分火が通っているので、良しとしました。

次は、熱いうち巻きすに巻いて開かないように輪ゴムなどで固定する。

巻く時の注意として厚みがありますから、内側に浅く切れ込みを入れてから巻く。

この状態で冷めるまで置き、その後冷蔵庫で保存する。

伊達巻き用に太い巻きすもあるようですが今回は巻きずし用の巻きすで代用しました。

さて、どんな仕上がりでしょうか？笑

出来上がりました。

甘すぎずに我が家の味に仕上がりました。

庭の南天の葉をかいしきにしてみました。

初回なのに予想以上の仕上がりです。

もう少し焦げ目が付いた方が渦巻がはっきりしますね、課題です。

はんぺんを滑らかに擂る手間はかかりますが、基本卵焼の要領なので難しい事ではありません。

はんぺんならいつでも手に入りますので、気が向いたらまた練習しようと思います。

美味しく頂きました。

ご馳走様でした。

写真　2024.1.7（日）

いつもお立ち寄りいただき有難うございます。

七草粥と伊達巻き