「若い頃の苦労は、買ってでもせよ」




という言葉があります。





こんなことを言うと、皆さん古いと笑うかもしれません。




しかし、どれほど時代が変わっても、





苦闘や試練が人間を成長させることに変わりはないと思います。





苦しい思いをすればするほど、



得るものは多く、




後の喜びも大きいものです。





そのことは、皆さんも勉強やスポーツで既に経験ずみだと思います。





例えば、スポーツでも、日々の練習は大変ですが、



怠けていてはうまくなりません。




テクニックの本を読むとか、





人のプレーを見学するとか、






その程度のことでは決して身につかないものです。






人間、楽をしたいと思うのが人情です。





仕事でも勉強でも、できれば適当に、





あまり苦労せず仕上げたいと考えがちです。






しかし適当にやった仕事や勉強からは満足感は得られませんし、




何も手元に残りません。





ああでもない、こうでもないと考え抜き、



精一杯努力し、



やっと仕上げたことは、いつもまでも心に残りますし、





経験として蓄積されます。





そして何よりも、自分に自信がつくのです。






楽な道ばかり選んでいると、




高く登っていくことはできません。





いつまでも裾野でうろうろし、



「仕事が面白くない」




「勉強が面白くない」




とボヤくことになります。





困難な道を選び、





人として成長していきましょう。






参考文献:吉田一郎 『毎朝3分生き生き朝礼集』 ぱる出版


適当に楽するのはやめましょう
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