少し前、こんなニュースが私の周辺をザワつかせた。


『4月から部活週休2日』

 なるほど。
神奈川県立高校で、部活動の週休二日が義務化されるという趣旨のニュース。

私の個人的な見解。
今の高校生には良いルールなのかも知れないと感じています。

以前、普通の県立高校で外部コーチをさせていただいた時には、週休2日でなおかつ1日の練習時間は2時間以内!と学生達が決めて、そのルールの中で練習をしていましたが、やってみると指導者として勉強になる部分も多く、良い練習ができたと実感できることも多かったです。
たしかに、練習量は競技力を向上する上で重要な要素ですが、人生の選択をする上でそれだけが大切な訳ではないでしょう。

逆に考えれば、
例えば部活が週休2日になれば、よりそのスポーツをたくさんやりたい!という要望があれば、スクールなどを設けることで、違うメンバーと違う指導者の下で練習する機会が容易に確保でき、その選手の競技力の幅が広がる可能性も出てくるのかもしれません。

部活がオフになってガッツポーズをする学生を、これまでも様々な場所で見てきました。
これは指導者が、その競技の魅力を最大限に伝えることができず、お腹いっぱいの状態を常に作ってしまい、引退後にはその競技から離れる典型のパターンだったと思います。
週休2日を導入することで、指導者もオフを有意義に活用して、指導者としての勉強をする場所と機会を得ることができるかもしれません。
学生もバーンアウトを防ぐ要因になるかもしれません。

部活動顧問の負担が叫ばれる世の中で、今回のルールがどのように作用するのか、注視するととに、ここをビジネスチャンスと捉えて、各競技団体が色んな展開を見せることに期待しながら、学生スポーツを応援していきたいと思います。

今日は少しいつもと違った形での投稿になりますが、ご容赦ください!