さて、各チームが少しずつ日本選手権に向けた動きをしている中で、もう少しだけおりひめの振り返りに、お付き合いください!

昨日の投稿で右ウィングについて、書かせていただきました。今日はこの2箇所についてです。

左ウィング(LW)
今回の代表→松村26歳、勝連28歳

今大会、地味に苦戦したポジションとなりました。
ディフェンスに関しては非常に貢献度が高く監督の期待に応えた松村選手に関してはオフェンスでは大きな波を見せました。シュート確率はモチロンですが、メンタル面での成長、安定も今後の課題としてあげられるかもしれません。
ムードメーカーとしての側面を見せた勝連選手は、年齢的にもベテランとして熊本、東京を迎えます。松村選手にないものを補い、絶対的な安定感が求められます。

国際大会で、特に7人攻撃を狙っていく中では、ウィングのシュート確率はかなり重要になります。また、薄い角度からでも飛び込んである程度の確率を出すこともこれから求められていくと思われます。
フローターに小柄な選手や経験値が不足しがちな選手が入ってくることが想定されるだけに、ディフェンスで真ん中まで任せうる松村選手は貴重な存在です。
年齢層を考えれば勝連選手の次の選手も見据えながら考える必要があるかもしれません。既にある程度完成された感のある現日本代表に割って入るためには、高いシュート確率、それなりのディフェンス力とともに、高いコミュニケーション能力も必要となります。日本リーグや現在の学生界から明るいニュースが出てくることを願うばかりです。


左バック(LB)
今回の代表→原26歳、佐々木22歳、塩田28歳
バックアップメンバー→河田27歳、安倍26歳

続いて、左のバックプレーヤーについてです。
人材という意味では、従来からエースと呼ばれるポジションで、学生時代は運動に優れる大柄選手が配置されることが多かったポジションです。こういった経緯から、比較的人材は豊富と考えられます。
今大会、オフェンス、こと得点力という意味では課題が残るポジションでした。
選手選考に関してもどちらかというとディフェンス力を重視した選手選考であったかもしれません。
原選手や塩田選手は勿論、原選手に変わってディフェンスの3枚目に入ったのが佐々木選手だったことは多少インパクトがありました。
原選手の復調、佐々木選手の成長をはじめ若手選手の突き上げなどを考えれば、今後1番伸び代が期待できるポジションの1つと言っても過言ではないかもしれません。

原選手は、復調することを求められます。所属チームでの活躍が代表チームでの貢献に直結しますので、攻守での活躍が引き続き期待されます。
塩田選手はオフェンスでは今のところ期待はされていないようです。ディフェンスでの期待感というところでは、永田しおり選手に次ぐディフェンダーとして、成長が求められます。永田選手がいなくても塩田選手がいる!そんな存在になることを期待したいです。
佐々木選手は所属チームでは河田選手とのポジション争いが待っています。フローターとして、より大きな自信を持って、代表では柱となるべく覚悟を持って研鑽を積んでもらいたいです。

今日はここまでとします。
明日はフローターの残り2箇所に関して書いていきます。
引き続き、宜しくお願いします!