お待たせいたしました。
今日は高校生の試合を見ながら、IHFさんのサイトからオランダのチームデータを見ていました。

DAZNさんでの中継も決まったので、より一層楽しみが増すように私が見た要点をまとめます!

IHFサイト: http://www.ihf.info/en-us/ihfcompetitions/worldchampionships/womensworldchampionships/ihfwomen’sworldchampionshipingermany2017/teaminfo.aspx

以下、データから数字だけで見たオランダの印象です。

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チームデータに関してはこんな感じです。

オフェンスでは、
総シュート数は、日本が34本少ない。(210:244)
総得点も日本が15点少ないが、(134:149)シュート成功率は日本が高い(64%:61%)。

これは日本の方がロースコアに持ち込み、手堅く試合を進めていることによるもの。
これは速攻の数の差に(17:47)データとしても表れている。
シュート別で見ると、6mシュート(ポストシュート)では日本の確率が悪いです。(53%:73%)これは、角南果選手や永田し選手がかなり苦戦しながらシュートを放っていることが伺えます。逆にウィングシュート(サイドシュート)では、日本の安定感が光ります。(68%:49%)
そして、9mシュートに関してはオランダが日本の倍近いシュート数を放っています。(38:69)
最多得点は8番の選手が30得点をここまで奪っています。
日本のアシスト選手は角南唯選手が27本と最多で2位は横嶋選手の8本です。一方オランダでは17番の選手が最多で14本。次いで79番、7番の選手が多くのアシストを決めています。
最後にオフェンスのテクニカルミスでは81:58と日本はミスでの攻撃終了が1試合平均4回ほど多くなります。


ディフェンスのデータを見ると、
まずは、シュートブロックの数に決定的な差があります。(2:32)
中でも18番の選手はブロックショットを13本、13番の選手も7本のブロックを決めており、18番の選手はスティールも4本決めているため、ディフェンスではキーになる選手です。
ブロックショットをの数の差は非常に大きいですが、前述の通り日本は9mシュートの狙い自体ほとんどないのです、この差は数字ほどゲームに反映されないことが予測されます。
オランダのキーパーに関しては、23番と33番、2人のキーパーを要し殆ど同じプレータイムでここまで来ておりセーブ率もほとんど同じです。
しかし!23番のキーパーはサイドシュートのセーブ率が低く(17%:42%)、一方で9mシュートは33番の選手がセーブ率を落としています。(59%:47%)

そのほかプレータイムでは、
日本選手は4時間以上プレーしている選手が3名おり、最長は横嶋選手の4時間13分となります。
一方オランダでは最長の選手でも3時間28分でプレータイムを分散させています。
その証拠に、1時間以内しかプレーしていない選手は日本の6名に対して、オランダは2名しかいません。

最後にオランダの選手のテクニカルミスと出場時間を見てみると、6,8,17番の選手は出場16分に1回程度ミスをしています。中でも17番の選手は出場時間も長いので、試合中にミスをする回数は増えると予測されます。

以上さらっとデータを見て見ました。
まとめると、オランダは二人のキーパーを併用しており、23番のキーパーが、サイドシュートのセーブ率が悪いので日本との相性が良いかもしれない。ブロックショットには警戒が必要なのでこれまで同様早打ちせずにまわして間を狙う必要がある。オフェンスのキーマンは17番の選手。ミスも多いがアシストなどでは必ず絡んでくる選手です。フィニーッシャーでは8番には警戒が必要です。


以上がデータから数字だけで見たオランダ代表でした。
選手の細かい情報などは持ち合わせていないので、ぜひコメントなどで追記していただければ幸いです!

さあ、みんなでオランダを研究して、おりひめジャパンの試合をより楽しみましょう!

がんばれ!おりひめジャパン!!
BRAVEHEART!!