さて、いよいよ勝負の時が迫ります。
一緒に勝負するために、私もコッソリ戦う所存です。

さて、しょうもない話は置いておいて、最終戦チュニジア戦の前にチェックすべきことを再確認です。

まずは日本は、今大会1番のサプライズを、起こすべく、チュニジア戦を戦います。
世界女王のブラジル、ロシアに肉薄してモンテネグロからは勝利を挙げた日本がチュニジアに勝って決勝トーナメントに進むかどうかは、おそらく日本ハンドボーラーだけでなく、世界のハンドボールファンが注目していると思います。
ハンドボーラー以外の日本人の注目を浴びるためにも、ここで転ぶわけにはいきません。
得点差をつけて勝利した場合、3位という最良の結果も見えてきます。

一方のチュニジアはおそらくこの日本戦に照準を合わせてここまで来ていると思います。
ここまで全敗ですが、日本にだけは負けるわけにはいかないと意気込んで最終戦での勝利を欲しています。

日本は主に、ディフェンスでアグレッシブにプレッシャーをかけ続けながら相手のミスを誘う戦術がここまでハマっています。チュニジア相手にも屈せず相手にストレスを与え続けることが勝利の鍵になります。得点パターンは右バックの角南がキーマンになります。高確率でシュートを決める右ウィングの池原とのコンビは今大会屈指どころか、世界選手権の歴史に名を残すちびっこコンビになるのかもしれません。
(歴史を語れるほど詳しくはないので、保証はしません)

チュニジア戦でのキーマンには、あえて佐々木選手を推したいと思います。
今大会通して成長を続け、得点への意欲は試合を追うごとに自信を深めています。
角南選手の右に相手が人を割くなら、左から佐々木選手がアウトカットイン、ミドルと多彩なフィニッシュを決めてくれると思います。
日本の佐々木がトップスコアラーに!そんな展開が出れば日本の決勝トーナメントでの躍進に目が出てきます。
ディフェンスでは文句なく永田しおり選手を意識して観戦することをお勧めします。
相手のシュートシーンには必ず永田選手が側にいてプレッシャーをかけてくれます。

さあ、チュニジア戦。
ここで万が一負けたら先はありません。
日本から、精一杯の声を出して想いを届けましょう。
そして、いつも通りのおりひめジャパンのファイトを見届けましょう!