前回に引き続き、データから世界選手権を少しだけ覗いてみたいと思います。

今回は、主にディフェンス編。

まずはスティール。
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ここにも、角南唯選手の名前。
そして、塩田選手も2本決めています。

次はシュートブロック!
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たしかに、見ていないですね。
それにしても、1位、2位のオランダペアは破壊的ですね!とは言え、日本チームとは案外相性がいい可能性もありますね。日本はブロックされるようなシュートは殆ど打つ機会が少ないので…。

次はキーパーです。
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ここは印象通りと言えば印象通りです。
亀谷選手、案外この大会ではセーブできていないんです。
しかし、他チームに比べて6m被シュートが多く、確率が上がらないというのは理由の一つでしょう。万が一この先、亀谷選手のセーブ率が35パーセントを超える試合があれば、それは日本の守備にとっては会心のゲームかもしれません。

このデータからはもう一つ。
国別で見て見ましょう。

フランス 1人(1位49%)
ノルウェー 2人(2位48 11位37)
ルーマニア 1人(3位47)
ドイツ 2人(3位47 7位40)
ハンガリー 1人(5位44)
韓国 1人(6位42)
スロベニア 2人(7位40 14位35)
スペイン 2人(7位40 14位35)

などとなります。
トップ20に2名排出するチームも多く、日本のセーブ率に関しては特筆して低いデータと言えるかもしれません。


ディフェンスとして特にデータがない、しかし、日本は守りでリズムを作って勝っているという矛盾が生じます。(デンマークに大敗したことが逆説的にこれを証明していますよね)

日本がいかに我慢しながら、相手のミスを誘ってシュートを打たせず、ゲームを勝利に導いているかがよくわかります。

皆さんも休養日の今日は面白いデータを探して見ませんか?

http://www.ihf.info/en-us/ihfcompetitions/worldchampionships/womensworldchampionships/ihfwomen’sworldchampionshipingermany2017/statistics.aspx