あの雲の下へ行こう -8ページ目

あの雲の下へ行こう

旅のこと、レゴのこと、暮らしのこと、日々のつれづれ日記です。

先日までは「ジャズギターの金字塔」に書いてあった基本的なこと
アドリブは分散和音が基本、ということについて書きました。

布川師匠の「ジャズギターの金字塔」には当然のことながら
もっと突っ込んだことが書いてあります。

縦割りのアドリブはつまらない。

つまり

Cmaj7 A7 Dm7 G7

というコード進行があったとして
1小節にそれぞれ分散和音を割り振ってアドリブしても
ジャズ的なスリリングさを感じないだろうね、ということです。

セブンスコードの構成音に♭9thや♭13thを入れてフレージングすると
とてもジャズの香りがして、僕は有頂天になっていました。
でも、上記のコード進行「Cmaj7 A7 Dm7 G7」に合わせて
アドリブしたのを録音してみるとなんだかジャズに聴こえないんですよ。

イージーリスニングみたいです。

その理由はフレーズが縦割りになっているからですね。
つまりコードひとつに対してフレーズ一個割り振られている。
4小節に4つのフレーズがあって、横に大きな旋律が聴こえてこない。


実はもう一つすごく重要な理由として
アーティキュレーションというのもあるんですが…

それはとりあえず置いておく。

基本はアルペジオだとしても
アドリブのメロディを作るという意識を持とうということのようです。


Cmaj7のアドリブを弾いて
次はA7だからA7の分散和音フレーズを弾こう、と思うのではなくて

Cmaj7のフレーズを弾いてみて
あ、このフレーズの続きはこんなメロディがかっこよさそうだ
と瞬時に判断して・もしくは思いついて
そのフレーズを弾いてみる、
そのフレーズがA7の分散和音になっていなかったとしても
それが自分が思いついた通りかっこいいフレーズだったら
ジャズ理論に則っていなくても、それは正しいのだ。

と、そういうことです。

たとえジャズ理論に則っていたとしても
それがかっこわるいフレーズであったら
それは「間違い!」なんである。

それが師匠の教えであります。



息子が小さかった頃、レゴが好きでよく遊んでいました。
いろんなパーツを使って、オリジナルのロボットとか
そのロボットと戦う敵のロボットとか
そんなものを作っていましたね。

自分が気に入ったパーツを好き勝手に利用するので
非常にオリジナリティあふれる形状のものになりました。

レゴのセットをそのまま作るのも楽しいですが
自分の心のむくままに組み立てていくのも楽しいですね。

僕のショップでは大型のセットを扱っていたりするので
こんなこと言っちゃいけないのかもしれませんが
ロシアのレゴ社のポスターで、そんなことをやっていました。

過去のポスターですが、すごく面白いですよ。

制作意欲を刺激されます。

ご覧ください。



ロシアレゴ01

ロシアレゴ2


レゴの店「大安」Diane

先週に引き続き実家の雪かきをしてきました。
東京、神奈川ともに先週よりすごかったですよね。

実家も横浜郊外の住宅地ですが、積雪のため門扉が開かないし
門扉から玄関まで4~5メートルの間が80cmくらい積もってるんですよ。

風のせいでここにたまったのか、屋根から落ちて来た雪か。

母が玄関側から、僕が門扉側からスコップで雪を除いていきました。
うちの母親も高齢なのによくやります。

息子が全部やれ!という声もありますが…
今回の雪は水分が多いのか重いように感じます。
ちょっと腰周りに響きますね。

僕らは先週末、今週とたった二回の雪かきですが
豪雪地帯の独居老人にとっては、これは厳しいですね。

屋根から落ちて怪我をしたり亡くなってしまう方もいらっしゃいますし
食品や灯油を買いに行く為には、玄関から表の道まで
どうしたって雪かきしないといけないわけですからね。

都心部に住んでる人間は雪に弱いし、甘く見てる部分も多いかな。

天気予報で大雪になると言ってるのに
ノーマルタイヤのまま車で出かけて
坂道などに乗り捨てられてる乗用車やトラック、
先週にひきつづき、何台も見ました。

もう夕方ですが幹線道路以外の交通量の少ない道は凍結しますよ。

明日は歩きも車も注意しないとね。
一番好きなミュージシャン

誰でしょう。

僕はパット・メセニーかな。
誰でもそうだと思いますが
お気に入りのミュージシャンは結構変わるのです。

一時期は朝から晩までブルース・スプリングスティーンを聴いてましたし
グラント・グリーンを一日中聴いてたり、溝口肇を一日中聴いても飽きなかったり…

かれこれ20年以上前に友人の吉川君の家で聴いたのが
パット・メセニーの朋友、ライル・メイズのこのアルバム。

聴いたのは初夏だったかなぁ。

すごく好きになって、それ以来春先だの初夏だの
天気のよい休日に聴くのが気持ち良くて
ずっとお気に入りアルバムのひとつ。

Lyle Mays
"Street Dreams"

今日は雪が降っていますが、心が落ち着くというか
静かな心持ちでいたい時に良いと思います。

まだ販売しているんですね。
パットの陰に隠れていることが多い
ちょっと変な顔をしている(失礼)ライルですが
「あると思います」
古いか…
今朝、8時ころ固定電話が鳴った。
ここ数年、めったに固定電話に着電はない。
日本中、どこの家でもそうだろう。

珍しいなと思い、受話器を取り上げると
ニューヨークに住んでいる叔父だった。
叔父はドイツ系アメリカ人で英語しかしゃべれない。

しかも高齢で体の調子が悪く、大きな声では話せない。

昨年の秋に僕の義母が亡くなったので、
神戸に一人で住んでいる義父を気遣って電話してきたのだ。
とりあえずこちらは元気であることを伝えると
替わりに叔母が出て来た。

叔母は日本人で、そのドイツ系アメリカ人と結婚し
ニューヨークに移り住んで、もう60年を過ぎるのか。

話していても英語が混じる。
彼女も叔父と同じく高齢で、時々少しぼけると聞いていたのだが
今日の電話では、まるっきり普通だった。
東京も雪がかなり強く降っていると伝えると「珍しいわね」と答えていたし
全ての会話は通じていたし理解していた。

ニューヨーク郊外の彼女が住んでいるエリアもひどい雪が続いてるらしい。
叔父と叔母には子どもが居ない。

ニューヨーク郊外の雪が降り積もる森の中にある
大きな家の中で高齢者二人…



叔母は日本に帰ってきたいのだろうな。

でも叔父は日本語がしゃべれないし、今更日本に来ても
どう暮らしていけば良いのか。

高齢化社会というのは言葉では理解しているつもりでも
自分が直面して、初めてその深刻さが分かるのだろうな。


The Lego Movieの公開は来月か…

主人公のエメットはじめ、ワイルドスタイルとかパンダとか
魅力的なキャラクターが活躍するレゴのミニフィグによる活劇。

まるっきり子ども向けということではなく
大人も楽しめるものになっているんでしょうね、おそらく。

Toy Storyやトトロとか、当時は子どもと一緒に見ましたが
あ~つまんねーとは思わなかったし
子どもと一緒に大人も映画館に来るわけですからね。
制作サイドも当然そのあたりは考えてるでしょう。

クレヨンしんちゃんだって「大人帝国の逆襲」とか
親の方が滂沱の涙を流す状態だったらしいです。

まぁしんちゃんとか亀有とかも良く出来てますよね。


また話がそれました。

レゴムービーですよ。

主人公のエメットとか

ワイルドスタイルとか

レゴで作ったUSBメモリーをポーランドから輸入してます。
オーダーメイドなので入荷に時間がかかりますが。

agabagの作品です。



ご興味ある方はこちらへどうぞ。
先日はジャズギターのアドリブ解説書について
布川俊樹さんの「ジャズギターの金字塔」が秀逸だと書きました。

もちろん私が買ったものの中で、という前提がつきますが
教則本の中では異例と思われる販売実績があったようです。

いかに分かりやすく書かれていたか、ということでしょう。

布川さんの教則ビデオは既に持っていましたが
解説書の方が分かりやすかったように思います。
譜面や解説の文章スペースもたくさんありますから、それが理解の促進に繋がっていたのかと。

ジャズアドリブ解説の大意ですが

要はアルペジオだ、と。
「モードで考えるな、
モードで解説するのは、それが説明しやすいからだけ。」

アドリブを終えた後に、その演奏を譜面にすると
モードで解説しやすい。
でもプレイヤーは演奏する時にモードで考えていない
みたいなことでしょうかね。

アルペジオはこの場合、奏法のことではなく分散和音のことです。

Cmaj7のコードは「ド、ミ、ソ、シ」で構成されています。
で、このコードの時に使えるテンションというのがあって
6度の「ラ」、9度の「レ」を加えることもできて
これらの音を使ってソロを組み立てるのが基本というわけです。

キーがCの時のDm7では
コード構成音の「レ、ファ、ラ、ド」。
これにテンションの11度「ソ」、9度「ミ」を加えてソロを構成するのが基本。

キーがCの時のEm7では、9度を使わないようにする。

ドミナントセブンスの時は
♭9度とか♭13度とかを加えることができて
これがすごくジャズっぽい雰囲気を持っているんですよね。

♭9度とは、G7コードの時にルート半音上のA♭の音を弾いて良いということです。
半音ずれた音を弾くなんて、完璧な不協和音になって
絶対おかしいんでないの、と思いつつ弾いてみると
あら不思議、すんごくジャージーなサウンドになります。
オルタード・テンションという音だそうです。

そういった基本が書いてありまして。
そうはいってもコードの構成音でアドリブするなんて…
模範演奏のCDが付属しており、それを聴いても半信半疑。

もちろんプロの模範演奏ですから
アルペジオだけで弾いてるわけではありません。
布川さんもコード進行に沿っただけの演奏はつまらないよ、と
きっちり釘を刺されております。


ただ初心者に説明するために、基本はアルペジオと言ってるわけです。

模範演奏の解説文を読めば、いたるところに
この部分はこのように解釈した、とか
この部分のコード進行はこのように変えて弾いた、とか
ここは、こういうスケールで弾いたとか、モードを使っての解釈などもあります。

買ってすぐ、ざっと斜め読みした時に
このようなことが書いてあったので
「その解釈の仕方とか、コード進行を変えてみるとか
その辺を理解するのが難しそうだな、また挫折しちゃうかな」と不安でしたが…

不安でしたが、

とりあえず模範演奏にすごくかっこいい部分があったので
その部分の譜面を見ると、たしかにコードの構成音を弾いてるだけでした。

で、こんなかっこいいフレーズもアルペジオで出来てしまうのか

そこで初めて目から鱗だったのです。

これはちょっと衝撃だったな。

それから「ジャズギターの金字塔」をじっくり読むことにしました。

まぁ根がロック小僧で、ジャズを極めようという気持ちもなかったので
ジャズはてんでド素人ですが、それから自分で作る曲が大きく変わり
アドリブのやり方もまるっきり変化しました。

ペンタトニック一本槍から脱皮できたのですね。

教則本による教えしか受けてませんが
布川俊樹さんは、私の師匠であります。

ライブでは何回かお会いしてご挨拶したこともあります…




先日、当ブログで紹介したポーランドのデザイナーさんによるクラッチバッグ。
当ショップで購入できるようになりました。

本物のレゴブロックを利用しています。

Agnieszka Biernackaさん。

とても難しい発音なのですがカタカナで発音すれば
アニエスカ・ビアナッカさん、となるようです。

これが作品。


lego_bag

オーダーメイドになるので制作には6週間から8週間かかります。

もちろんオーダーを頂いてから新品のレゴブロックを購入し
制作していきます。レゴの光沢は素晴らしくつややかで
バッグとしてもユニークなものになります。

世界各国の美術館などでも展示や販売されています。



販売はPacificにて
続きです。

ジャズギターのアドリブはどうやるのか?

はっきり言えば、それをきちんと解説した教材は
なかったんだと思います。

大学生のころ、渡辺香津美さんがジャズギターコードのダイアグラム(指を弦のどこに置くか図示したもの)を掲載した教材を買いました。

もう見た事ないようなコードネームの押さえ方が何十ページも掲載されています。

ワクワクして、ダイアグラムの通り押さえてみると
なんて素敵な響き!
これぞジャズといったサウンドでした。
う~む、かっこいい。

ジャズプレイヤーは、ここに掲載されている大量のコードを
全部弾けるのか~と驚愕しました。
しましたが、その教材の「はじめに」のところに
渡辺さんが「コードを載せてるだけで、この押さえ方を覚えても
ジャズで切るようにはならないよ」と書いていました。

がーん!!

でも、そりゃそうです。
どんなにカッコ良くても、どういう時にそれを使えば良いのか分からないんだから。

ある程度ジャズを勉強している人になら、相当良い教材だったと思いますが。

そのコードブックに載っていたダイアグラムは
ほとんど4つの音による和音でした。
それも驚いたことの一つ。

あと驚いたのは同じ押さえ方でコードネームが違うものが
大量にあること。

今思えば当たり前なんですが
ギターは構造上、押弦できなかったり
押弦しにくい音があるので、そういう場合サウンドに影響がないものは
省いちゃったりするんですね。

なので同じ押さえ方で違うコードというのが出て来る。

E♭(9th)、A7(♭13♯9)

たとえば、この二つは同じですね。
(まぁ、機能も一緒なんです。
Dに解決する前のドミナントセブンの機能がある。)

とか

ディミニッシュコードは、なんちゃら7th♭9thと同じだとか。


話がそれましたがジャズアドリブの手法を分かりやすく解説した教材は
布川俊樹さんの「ジャズギターの金字塔」だと思うわけです。

なんだか絶版になってしまったようですが
探せばブックオフかなんかにあるのではないでしょうか?

続く




僕はそもそもロック小僧だったので
ギターソロというものはペンタトニック一本やりでした。
ペンタトニックというのは、1オクターブの中に5つの音を使うスケールのことです。
5つの音を使うことからペンタトニックと呼ばれます。

メジャーペンタとマイナーペンタがあります。

ただ、高校生のころサンタナの真似をしていて
あと2つの音を加えると、ラテンっぽいような
少しジャズっぽいスケールになることを発見(笑)し
有頂天になりましたね。

それがドリアンスケールだということは大学生の頃に知るのですが
ある特定のコード進行の時、ドリアンスケールはぴたりと合います。

で、ジャズの解説書を見ると
ジャズのアドリブというのはモードを利用すると書いてあることが多かったのですね、当時は。

で、ロック小僧だった僕はロックと同じように
1曲を通してひとつのモードを利用するんだろうなという勘違いをする訳です。

ジャズをかけながら、それに合わせて
モードを弾いてみるんですが
どれも全然合わないし、むちゃくちゃなアドリブにしか聞こえない。

それでジャズなんか分からんと投げ出しちゃうのでした。

大学を出てからもジャズコンプレックスは残っていたので
たまにジャズ解説書を買ったりしたのですが
どれもよく分からない。

たぶん、初心者が分かりやすいように解説したものがなかったのか
解説の仕方が悪かったのか。
音楽出版の編集者がそもそもジャズのことを理解していなかったものか。

こっちはジャズのアドリブって
いったいどうやるの?ということを知りたいわけですよ。

キーがCの時、Cmaj7コードでソロする場合「イオニアン」モードを使う
キーがCの時、Dm7コードでソロする場合「ドリアン」モードを使う

とか書いてあってもですね
上のふたつのモードって同じ音階なんですよ。

スケールを紹介している楽譜を見ると
「イオニアン」の場合はドから始まりドレミファソラシド
「ドリアン」の場合はレから始まるレミファソラシドレで記譜されています。

これでアドリブしろと言っても無理な話。
もちろんはずした感じにはならないでしょうが
それはジャズのアドリブとは違うものだもんな~。

まぁこのあたりはロック小僧にも分かります。

それ意外の教材なんかだと
コード進行と模範演奏のアドリブが譜面で載っていたり。

いや、こっちはどうやってアドリブやるのか知りたいわけで
このコード進行の時は、この模範演奏のソロと同じフレーズしか弾いてはいけないのか
なんて思ってしまいますよ。

続く