ジャズギターのこと(その4) | あの雲の下へ行こう

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先日までは「ジャズギターの金字塔」に書いてあった基本的なこと
アドリブは分散和音が基本、ということについて書きました。

布川師匠の「ジャズギターの金字塔」には当然のことながら
もっと突っ込んだことが書いてあります。

縦割りのアドリブはつまらない。

つまり

Cmaj7 A7 Dm7 G7

というコード進行があったとして
1小節にそれぞれ分散和音を割り振ってアドリブしても
ジャズ的なスリリングさを感じないだろうね、ということです。

セブンスコードの構成音に♭9thや♭13thを入れてフレージングすると
とてもジャズの香りがして、僕は有頂天になっていました。
でも、上記のコード進行「Cmaj7 A7 Dm7 G7」に合わせて
アドリブしたのを録音してみるとなんだかジャズに聴こえないんですよ。

イージーリスニングみたいです。

その理由はフレーズが縦割りになっているからですね。
つまりコードひとつに対してフレーズ一個割り振られている。
4小節に4つのフレーズがあって、横に大きな旋律が聴こえてこない。


実はもう一つすごく重要な理由として
アーティキュレーションというのもあるんですが…

それはとりあえず置いておく。

基本はアルペジオだとしても
アドリブのメロディを作るという意識を持とうということのようです。


Cmaj7のアドリブを弾いて
次はA7だからA7の分散和音フレーズを弾こう、と思うのではなくて

Cmaj7のフレーズを弾いてみて
あ、このフレーズの続きはこんなメロディがかっこよさそうだ
と瞬時に判断して・もしくは思いついて
そのフレーズを弾いてみる、
そのフレーズがA7の分散和音になっていなかったとしても
それが自分が思いついた通りかっこいいフレーズだったら
ジャズ理論に則っていなくても、それは正しいのだ。

と、そういうことです。

たとえジャズ理論に則っていたとしても
それがかっこわるいフレーズであったら
それは「間違い!」なんである。

それが師匠の教えであります。