国内最高峰のレース super GT

このスーパーGTというレースは、
GT500クラスとGT300クラスの2つのクラスが共存して戦っています。

GT500 15台
GT300  29台
合計 44台 
約88人のドライバーが走っています。

その…

約88人のドライバーが走るレースに、
レースを運営する為にスタッフがどれくらい居るのかご存知ですか?



 旗を振ってくれるポストが18箇所
そしてその中にいるのが4名〜5名。
それに加え、GTの時には補助ポストもあり、
トータル ポスト員が85名。

レスキュー関係31名
医師7名
救急救命士5名
看護師8名
その他セクションを含め…

約240名で役務を実施しています。


緊急車輌はFROが3台
メディカルカーが2台
レスキューカー 1台
救急車3台
消化車7台
ドクターヘリコプター1機

です。


これだけのスタッフに守られ、
我々はレースを安心して戦えています。


今日も大きなクラッシュがありましたが、
安全なサーキットと、
万全なスタッフのお陰もあり…

両ドライバー共に、
大事には至らず済みました。


レースとは、
スピードを出して危ない事をしていますが、
昔に比べ、
サーキットの安全性が上がり、
マシンの安全性も上がり、
コーススタッフの数とレベルも上がり、
ルールも無秩序でなくなり、
実はかなり守られています。

死亡事故なんてまず無いし、
それこそ怪我すらほぼありません。

もちろん危ない事をやってるのは間違いないので、怠慢や過信はダメで、「すぐそばに危険はいる」と思って走らなくてはなりません。

年々、速度やタイムが上がり、
危険度は増してるはずなのに、
昔に比べ、大きな事件が起きてないのは、

サーキット、マシン、安全装備、スタッフ、ルールも進化しているからだと思います。

僕たちドライバーを守ってくれている運営スタッフに感謝です。

僕はいつもそう思っていますが、
今日のクラッシュを見て、
よりそう思いました。



最近のテレビでは、
用事がなければ家から出るな!とか、
災害レベルの気温だとか言ってます。


こんな暑い中、
レーシングカーに乗って、
暑い熱い思いをしながら走るのは、
かなりイかれてると思いますが、
我々は仕事なので大丈夫です。


お客さんの体調管理も心配ですが、
コーススタッフにも自身の体調管理を気をつけてもらいたい。


明日は、
走る側も、見る側も、守る側も、
全員が「家に無事に帰る」を目標に1日過ごしてください。


運営側の皆様、
明日もどうぞ宜しくお願い致します。