Q1は、片岡が6番手で通過してくれ、

スーパーラップは俺が担当しました。

5番手でしたが、

3号車が車検落ちになり、
4番手に上がりました。



びっくりな情報をお教えしましょう。



今年のGT300は、
FIAが直線が速く、
JAF GTは、コーナーとピットワークが速い図式があるでしょ?


ところが…

今回の富士は…

JAF GTの方が直線が速い!



ポルシェの速度は知らないけど、
(多分1番速い)

プリウス 260キロオーバー
ガライヤ 260キロオーバー
BRZ 260キロオーバー
Z4 250キロ。
ガヤルド 250キロ。
R8 250キロちょっと。
紫電 254キロ。
らしい。

定かではないが…


明日は.JAF勢が有利やな。







話は変わり…






4号車は、
今夜、徹夜でメカニックが直すらしい。

レースメカニックは大変です。

でも、なんとかしちゃうところが凄い!

4号車のメカニックは、
夜勤手当てがつくわけでもないし、
俺たち0号車のメカニックと同じギャラで、仕事量が違うわけですから、
そりゃムカつきますわな。

もうすでにクラッシュ3回目だし。

4号車の修理費がすでに1000万オーバーです。

メカニックも人の子なので、
自分達の携わるマシンが良い成績をおさめて欲しいわけで、

勝つために一生懸命、
整備してくれる。

メカニックにもモチベーションってものがある。

やり甲斐のあるなしで、
やはりモチベーションが大きく変わる。

これで徹夜で修理とかして、
メカニックが怪我とかする可能性も出てきたりする。

まさに負のスパイラルだ。


メカニックは、
サーキットに、
レースをしに来てるわけで、
修理をしに来てるわけじゃない。



この負のスパイラルを断ち切るのは、
ドライバーしかいないわけだから、
番場と佐々木が断ち切るしかない。


修理予算って、
もちろんいくらかは考えているだろうが、2戦も終わらない時点で、
1000万オーバーは、
メーカーのワークスでもない限り、
痛くてしょうがないと思う。

0号車のスペアパーツもドンドン無くなるし。

今日は、番場に説教をした。

今日「も」説教した。


イジメでも、
弄りでもないよ。

「説教」です。


メカニックや、
スタッフ、
首脳陣、
スポンサー、
いろんな人の、
いろんな力を借りて、
1台のレーシングカーを走らせているわけで、
それを台無しにしてしまうわけ。

目一杯攻めて、
攻めすぎてクラッシュしたなら、
まだチームも納得がいくだろうが、
そうでないケースばかり。

メカニックのイライラが爆発寸前です。


去年、番場には、
いろんなことを教えた。

信用&信頼を積み上げろ…や、
走り方や…
チーム内の、悪い流れが発生しないようにケアをすることとか、
「勝利」に必要なことを、
すべて教えたはずなのに…


俺の「秘伝」を全部教えたのに、
全く真反対なことばかりする。


だから、
俺もイラつく。


さすがにビッグボスも御怒りです。

ここで踏ん張りきれるのか?
それとも変わらずなのか?
正念場です。

メカニックに嫌われたら終わりですよ。

メカニックに対し、
「番場の為に、きっちり整備してやるか!」と思われる用に何か考えることだね。


ドライバーは表舞台で、
メカニックは縁の下。

ドライバーが輝く為には、
メカニックの力で輝くということを忘れてはならない。