今年も無事に確定申告を済ませました。
今、はやりですからね。
数字を使って結果を表す、何よりも苦手な作業なんですけど、
終わったあとの開放感、達成感に浸り、エンドルフィンを実感しています。
そうして今年も、きちんと税金を納めることになるわけですが、
「税金」という単語に、どうしてもネガティブな印象をくっつけてしまいがちです。
けれども税金って、働いて稼いで、いい思いをした人が、その度合いに応じて国に預ける
いわば対価のようなものです。
「国」というより「地球」と言った方がいいかもしれない(ややこしくなるけど)。
そこにいるほかの人のために、自分がいい思いをした分のお礼をするようなものです。
そのお金が環境を保全したり、災害から守ったり、人の命を救ったり、姿を変えるわけですね。
私にそう思わせたのは河川敷から飛び立つドクターヘリを見た時です。
あれを飛ばす燃料はお金を払って買うんだよなぁ、って思ったら、
税金を納めるのが全然苦にならなくなりましたよ。
他人のお金を他人のために使う時、いちばんモラリティが問われるって言います。
もちろん、不正に使われるのは困りますけど、使ってこそのお金ですから、
納めたあとのことは、うまくやってくれるでしょう。
去年よりもちょっとだけ多く納めることになり、
正直に言うと、ちょっとへこんでる今日の私です。