先日、福島の方から米を頂きました。
新米です。
我が家の飯は土鍋で炊きます。
小分けの容器に移す前に、
一番美味しいところを一膳頂きました。
炊き上がった飯の中でも、
一番美味しい場所があるんです。
そこは一家の長が食べるもの、
または仏壇に供えるものと教えられていました。
それくらい美味しいので、
そこだけ「御」の字をつけて御飯と呼び、
他のところはただの飯と呼ぶそうです。
で、面白いのは、
釜の飯のどの部分が一番美味しいのか、
これがその土地その家庭で違っているんですね。
それくらい米を大事にしてるってことかな。
そして私、その一番美味しい御飯を、
こっそり頂きました。
ちょっと醤油をかけると、ほんとに美味しい!
秋の夜長に
豊かさを実感するひと時でした。