田舎での仕事に心を折られ、実家のある都会へ帰ることになりました。


と、ここまでは報告でした。


実際、田舎者ほど強いと思える人はいません。

都会者が軟弱とか、そんな話ではありません。

特に実家が農家とか漁師だと、親に手伝わされたせいか、強く見えることがほとんどでした。

極端な例が横綱の千代の富士関(先代九重親方)。

子供の頃から漁師の親の手伝いのおかげで、筋骨隆々な力士になりました。


こんな話を書いたのも理由がありました。

昔、農業系の大学に行ってた頃に知り合った演劇部の連中が、農家出身でした。

ズバズバ言うし、余裕で論破してました。

西村博之氏ほどじゃないにせよ、正論をかまされて泣かされっぱなしでした。

喧嘩を挑んだわけじゃないけど、そんな連中に絡まれたせいか、就職活動は全敗。

ところが、負けた現実を受け入れても

「相手が悪い。

あんな奴らと同じ土俵じゃ勝てない。

もっと同じレベルに落として戦わせろ」

と軟弱なことを吠えてばっかり。


結果として、渋々社会人になったわけですが、そんな悪いことばっかりではありませんでした。

漁師町で働いていて、浜の母ちゃんにどれだけ励まされたことか。

都会でボロカスにやられるのはわかってますが、何もない田舎よりはいろんなことが勉強になるな、と思います。

と言って、田舎で学んだことは無駄にしたくないです。

それを忘れろ、なんて言われても、また学び直せばいいだけですね。