スマホアプリで様々なゲームが出てますが、ガチャとか連携とか最初のうちは興奮するものの、段々そのことに束縛されることに嫌気がさしてきます。

「大航海時代Ⅴ」とか「Ⅵ」もその部類に入るかもしれません。

 

しかし、それでコーエーテクモゲームスのゲームが嫌いとは言えません。

複数でワイワイ盛り上がってゲームするのもやぶさかではありません(今では使う方もいないので、「嫌ではありません」としたほうがわかりやすいでしょうか)

一人でじっくりやってクリアする達成感もゲームの魅力ではないでしょうか。

「炎上」とかで騒がれるこのご時世、言い訳の一つでも書かないと納得されそうもないので、付け足しに書かせていただきました。

 

さて、今回はスマホアプリ版でも出てほしいゲームを書かせていただきました。

複数プレイより単独プレイでじっくりやりたい方におすすめ(なのかもしれません)なものです。

まずは、「ランペルール」です。

パッケージでもわかる通り、ボナパルト・ナポレオンのヨーロッパ統一シミュレーションゲームです。

コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲームは、日本を含めた東洋が舞台のものが大半ですが、西洋のもあるのです。

後述する「独立戦争」や「大航海時代」シリーズ、「ヨーロッパ戦線」などがその例です。

 

先にネガティブ要素を書いてしまいますが、あまりこのゲームは注目されていません。

日本人になじみの薄い西洋が舞台の歴史シミュレーションゲームと言うのもありますが、内政や戦争がちょっと複雑なシステムなのも注目されてない理由です。

こう大雑把に書きましたが、自分がこのゲームに注目している理由は、その複雑なシステムに合理性を感じたからです。

例えば内政のコマンドの一部に衛生管理に気を配るものがあります(この辺に関してはかなり昔のソフトなので、記憶が失念しました)。

当時のヨーロッパの都市でペストやコレラが流行っていたことを踏まえて付け足されたコマンドと思われます。

少し前に「信長の野望・創造」をやっていた時に、

「「ランペルール」がこんな感じでアレンジされれば、もっと面白くなったのに」

と思いました。

箱庭内政に大聖堂や遊技場などを建設するコマンドがあれば、きっと注目されてたはずです。

また、戦闘でも山の高さに合わせて、大砲の飛距離を計算できたのもこのゲームの魅力です。

ただ、正確に弾が敵に当てられなかったのが弱点ですが、流れ弾に当たるのは近代戦ではよくあることなのです。

あと、登場する将軍の数がフランス以外が少ないのも不満でした。

架空でもいいから将軍を水増ししてほしかったです。

昭和・平成の当時としては、若干進んだソフトとも言えますが、「ランペルール」の要素を再認識したら、「信長の野望」や「三國志」シリーズはまだまだ面白くなるでしょう。

 

もう一つは「独立戦争」です。

「光栄」のシミュレーションゲームが大人気の頃、アメリカを舞台にしたものを作ってほしいということからできたソフトです。

アメリカで先に発売されましたが、今となっては知名度は下がってるほうでしょう。

これも日本になじみの薄い西洋の歴史シミュレーションゲームと言うことが原因なのですが、攻略本がなかったことがこのゲームの認知度を貶めた原因の一つでしょう。

過去にちょっとかじったことがありますが、始めの段階で挫折しました。

「まだ「ランペルール」のほうがやりやすい」

そう思うほどに。

 

他にも難解なソフトがありましたが、それについてはいずれ書いていきます。