岸信夫メールマガジン ２０１６年６月号

　6月1日に国会は閉会し、いよいよ参議院選挙に向けて動きが活発になってきました。今回の選挙から投票権年齢が20歳から18歳まで引き下げられました。若い方たちが政治に関心を持って参加意識を高められるよう、呼びかけを広げて盛り上げていきます。
　1月4日に召集された今国会の冒頭で、議長から外務委員長を拝命しました。今年我が国にとって「外交」は大きなテーマです。G7伊勢志摩サミットを主催し、また国連安保理非常任理事国としてテロや紛争に対処し、TICADアフリカ会議をアフリカで開催するなど、外交日程は目白押し。一方で外務委員会では在日米軍駐留経費負担に関する協定をはじめ投資や租税、社会保障などに関する多くの条約、協定の審議を行いました。
　G7サミットに続いて、オバマ米大統領が広島を訪問し、日米両首脳がそろって原爆の犠牲者に哀悼の意を表するとともに世界に向けて核廃絶に向けての強いメッセージを発出したことは歴史的な出来事でした。
　広島訪問に先立って大統領は米海兵隊岩国基地を訪問してスピーチをしました。岩国基地は米軍と自衛隊が共同使用していますが、
米海兵隊、海軍、海上自衛隊が境なく一体となって注目する前で、大統領は東日本大震災や熊本地震、各地の災害発生時に示された日米の絆の強さ、日米同盟の必要性を述べ、米軍を受け入れている日本への感謝の気持ちを表し、この地域で希望を求めてゆくことを約束しました。安倍総理が米国での演説の中で日米同盟を「希望の同盟」と称したことに呼応したものでしょう。
　国会が閉会し、総理は消費税の再引き上げを２年半延期することを発表しました。サミットでは「世界経済の見通しに対する下方リスクが高まってきており」「我々は新たな危機に陥ることを回避するため、経済の強靭性を強化してきているところ、この目的のため、適時にすべての政策対応を行うことにより、現在の経済状況に対応するための努力を強化することにコミットする」と首脳宣言に書き込まれました。日本経済をデフレに戻らせることなく、力強く押し上げてゆくために、必要な経済対策、構造改革を進めてゆかねばなりません。
　参議院選挙では安倍政権の経済政策・アベノミクスを「道半ば」として、さらに加速させてゆくべきかどうかが問われています。選挙で圧倒的なご支持をいただき、安定した体制のもとに政策を力強く進めてゆけるよう頑張ってまいります。
〇安倍総理の記者会見（６月１日）アベノミクスのエンジンを最大限にふかし、デフレからの「脱出速度」を更に上げる
https://www.jimin.jp/news/press/president/132402.html

◇◇◇お知らせ◇◇◇
「この道を。力強く、前へ。」
参議院議員選挙は６月２２日に公示されます（７月１０日投開票）
山口選挙区では現職の江島きよし議員が２期目に挑みます。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
https://www.jimin.jp/election/results/sen_san24/index.html#senkyoku
江島潔ホームページ：　http://www.kiyoshi-ejima.jp/