イラン訪問

　6月8日夜、東京を発ってドバイ経由でイランへ。初訪問です。

【テヘラン】
　テヘランではザリーフ外務大臣，ラリジャニ国会議長，エブテカール副大統領兼環境庁長官等と会談しました。ローハニ政権発足後，日・イラン間ではハイレベル政治交流が活発化しています。ザリーフ外相には安倍総理からローハニ大統領宛の親書を渡し、両国関係の一層の強化のメッセージを伝え、経済や文化等の分野での交流の促進に向けて連携していきたいと述べました。
　ザリーフ外相からは，イラン市場に対する日本企業の投資の早期拡大と、金融機関の活動を支援する日本政府の積極的役割に対する期待が表明されました。


　日本とイランとの間は長年にわたり良好な関係を築いてきました。


　核問題については７月２０日の最終合意を目指して交渉が大詰めをむかえています。日本は共同作業計画の第一段階の措置を着実に実行してきています。ＩＡＥＡ追加議定書の早期批准と厳格な実施にむけてイランの積極的対応を求めました。


日・イラン関係の強化の中でも，環境協力は日・イラン首脳会談で一致した両国間協力の一つです。両国間で署名された協力覚書を踏まえ，オルミエ湖保全などの環境協力を着実に実施していく考えであることを再会したエブテカール環境庁長官に伝えました。

ところで、エブテカール副大統領をはじめイランでは多くの女性が重要な地位について活躍しています。「女性が輝く社会」を目指す安倍政権としては女性の活動についてもイランとの間で協力ができそうです。

【エスファハン】
イランの古都エスファハンは文化と歴史に溢れた町。そこらじゅうに世界遺産って感じです。



イマーム広場は夕方になると家族連れで賑わう。

マーケットも盛況

サフランの香り溢れる香料売り場

イスファハン州知事との会談。
外務省のHP　「イラン・イスラム共和国訪問（概要）」もご参照お願いします。