初めてのブータン

衆議院外務委員会の視察、最初の目的地はブータンです。

ブータンはインドと中国に挟まれた人口７０万人余りの山岳国家。国交関係にある数少ない国の中で日本とは長年にわたり友好関係を維持発展させてきている国です。
　日本を発ってバンコクで一泊。翌早朝にダッカ経由でブータンへ。山岳地帯の山あいを縫ってパロ空港への降下はなかなかスリリングです。


こんな感じで着陸↑


空港到着後、真っ先に立ち寄ったのは、ブータンの農業発展に多大な功績を残し、「Sir」にあたるブータン最高の称号「ダショー」を外国人で唯ひとり与えられた西岡京治氏の追悼チョルティン。今日の日・ブータン関係があるのも西岡氏の貢献によるところ大。花をたむけて遺徳を偲びました。

パロからは渓谷にそって牧歌的な景色のなかを１時間のドライブで首都テインプーへ。





初日はブータンの首相、外務大臣、下院議長等と意見交換、


ジグミ・ケサル・ブータン国王への拝謁は二日目。２年前、国賓として来日された際の国会での演説、そして被災地への訪問は、大変感動的で勇気を与えていただいたことなど、あらためて感謝の気持ちをお伝えしました。


前国王との拝謁では世界情勢について、1時間以上にわたって意見交換をしました。

市内の小学校視察では子供たちが礼儀正しく迎えてくれました。授業は英語で行われ、ゾンカ語は国語として教えています。