ロンドン大学ウィリアムソン教授夫妻への感謝状 | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

ロンドン大学ウィリアムソン教授夫妻への感謝状

1863年、日本から英国に渡った長州の5人の若者(井上馨、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤博文、井上勝)等を留学生として受け入れたウィリアムソン教授夫妻の顕彰碑除幕式が7月2日ロンドン大学ブルックウッド墓地で行われ、総理の感謝状が林駐英大使より手交されました。
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感謝状
アレキサンダー・ウィリアム・ウィリアムソン殿
エマ・キャサリン・ウィリアムソン殿
あなた方ご夫妻は江戸時代末期に我が国近代化のため貴国に渡りロンドン大学ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)に学び近代日本国建設の指導者となって活躍した長州藩や薩摩藩などの若者の受け入れに尽力され物心両面で大きな支えとなってくださいました さらに教授の門下生であるロバート・アトキンス氏等をわが国の近代学府設立の礎となるべく我が国に派遣されるなど近代日本建設に多大な貢献をされました
あなた方の御尽力でUCLが日本人留学生を受け入れた基盤はあらゆる差別を超えた純粋な人間愛と大学の創立理念である「異質の和の達成」が結実したものでありましょう それは病で重態に陥った日本人留学生を自宅に引き取り最後まで看取られた事実に象徴されています
今日まで発展してきた日英交流史を遡ってその根源にあなた方の無償の愛が働いていたことを発見し日英友好関係のさらなる発展を願うものとして量り知れない感銘を覚えます
千八百六十三年 最初に五人の留学生を受け入れられて今年は百五十年の記念すべき年であります 期を同じくしてウィリアムソン教授夫妻の顕彰碑建立・除幕式が行われえることに深い感慨の念を禁じえません。
よってここに日本国を代表し深く感謝の意を表します平成二十五年七月二日
内閣総理大臣 安倍晋三

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