委員会で沖縄視察
参議院沖縄・北方問題特別委員会で沖縄に行ってきました。
期間は1月17-19日の3日間。沖縄本島と宮古島で現地の状況を視察し、意見を聴取してきました。
17日：飛行機はおよそ20分くらい遅れて正午まえに那覇到着。まず内閣府沖縄総合事務長、沖縄防衛局長、沖縄担当大使よりブリーフィング。その後昼食をとりながら意見交換。
沖縄県庁で新たな振興策、軍用跡地利用等について意見聴取。仲井真知事は話し出したら止まらない。
時間オーバーして10分遅れで次のミーティングへ。
軍用地等地主会からは、返還にあたって事前立ち入り調査や返還後の給付延長、普天間移設後の跡地利用計画等についての要望。経済団体からはより具体的な振興策についての要望意見を聴取。
そして最後は中部地域市町村長との意見交換。嘉手納町や普天間飛行場のある宜野湾市、そのほか、土地の24%が軍用地という中部地域の課題について聴取。沖縄料理の夕食懇談中も皆さんから様々な要望意見。やはり米軍基地に関する課題ばかり。
18日： キャンプフォスターで在日米四軍調整官のグラック中将(第三海兵遠征軍司令官)、タレリ少将（米海兵隊太平洋基地司令官）と面談し、東日本大震災におけるトモダチ作戦や普天間飛行場の情況などについて意見交換。
その後普天間飛行場内をフリン大佐（基地司令官）の案内で視察。滑走路間近に迫る市街地は確かに不安。
北谷町役場でキャンプ桑江跡地利用の状況について説明を受けながら視察。
北部に移動して北部町村長との昼食懇談。普天間基地の辺野古移設についての問題点や北部振興について意見交換。
午後は再び那覇市に戻り、母子生活支援センター「さくら」を訪問し、若年出産、高離婚率、などの特有の事情をかかえた沖縄で母子家庭支援の情況について視察。
那覇空港では全日空の貨物ターミナルでは、貨物取り扱いで国内3位に成長した那覇空港の貨物ハブとしてのオペレーション、将来の計画などについて説明を聴取。
宮古島に移動して夕食は宮古、多良間の皆さんと意見交換。離島には沖縄本島とはまた違う課題を抱えている。漁協の皆さんからは尖閣周辺の漁場での安定安全な操業のため、避難港整備について要望を受ける。避難港を作ったら中国漁船に占領されていたということにならないようにしなくてはならない。
19日：宮古島市役所で宮古島、多良間の概況説明と要望聴取。県立宮古病院で厳しい離島地域の医療について院長より説明を受け、その後新宮古病院建設現場を視察。
メガソーラー実証研究施設を視察。宮古島はエコアイランド。E3,E10のバイオエタノールも含め、太陽、風力、サトウキビなど地域資源の活用を推進している。
しかし最後の訪問先の製糖工場では島の主要産業であるサトウキビ生産の現状について説明あり、TPPとなれば離島の生活基盤が崩壊してしまうとの危機意識が強い。
宮古島から那覇に戻り、空港で記者会見。その後飛行機を乗り継いで東京には8時前に到着。なかなか中身の詰まった視察だったが、唯一の心残りは尖閣視察が出来なかったこと。漁業者の生活の場である尖閣諸島海域の安全確保のための視察に自衛隊機を飛ばすことを政府・与党が認めないのはおかしい。
期間は1月17-19日の3日間。沖縄本島と宮古島で現地の状況を視察し、意見を聴取してきました。
17日：飛行機はおよそ20分くらい遅れて正午まえに那覇到着。まず内閣府沖縄総合事務長、沖縄防衛局長、沖縄担当大使よりブリーフィング。その後昼食をとりながら意見交換。
沖縄県庁で新たな振興策、軍用跡地利用等について意見聴取。仲井真知事は話し出したら止まらない。
時間オーバーして10分遅れで次のミーティングへ。
軍用地等地主会からは、返還にあたって事前立ち入り調査や返還後の給付延長、普天間移設後の跡地利用計画等についての要望。経済団体からはより具体的な振興策についての要望意見を聴取。
そして最後は中部地域市町村長との意見交換。嘉手納町や普天間飛行場のある宜野湾市、そのほか、土地の24%が軍用地という中部地域の課題について聴取。沖縄料理の夕食懇談中も皆さんから様々な要望意見。やはり米軍基地に関する課題ばかり。
18日： キャンプフォスターで在日米四軍調整官のグラック中将(第三海兵遠征軍司令官)、タレリ少将（米海兵隊太平洋基地司令官）と面談し、東日本大震災におけるトモダチ作戦や普天間飛行場の情況などについて意見交換。
その後普天間飛行場内をフリン大佐（基地司令官）の案内で視察。滑走路間近に迫る市街地は確かに不安。
北谷町役場でキャンプ桑江跡地利用の状況について説明を受けながら視察。
北部に移動して北部町村長との昼食懇談。普天間基地の辺野古移設についての問題点や北部振興について意見交換。
午後は再び那覇市に戻り、母子生活支援センター「さくら」を訪問し、若年出産、高離婚率、などの特有の事情をかかえた沖縄で母子家庭支援の情況について視察。
那覇空港では全日空の貨物ターミナルでは、貨物取り扱いで国内3位に成長した那覇空港の貨物ハブとしてのオペレーション、将来の計画などについて説明を聴取。
宮古島に移動して夕食は宮古、多良間の皆さんと意見交換。離島には沖縄本島とはまた違う課題を抱えている。漁協の皆さんからは尖閣周辺の漁場での安定安全な操業のため、避難港整備について要望を受ける。避難港を作ったら中国漁船に占領されていたということにならないようにしなくてはならない。
19日：宮古島市役所で宮古島、多良間の概況説明と要望聴取。県立宮古病院で厳しい離島地域の医療について院長より説明を受け、その後新宮古病院建設現場を視察。
メガソーラー実証研究施設を視察。宮古島はエコアイランド。E3,E10のバイオエタノールも含め、太陽、風力、サトウキビなど地域資源の活用を推進している。
しかし最後の訪問先の製糖工場では島の主要産業であるサトウキビ生産の現状について説明あり、TPPとなれば離島の生活基盤が崩壊してしまうとの危機意識が強い。
宮古島から那覇に戻り、空港で記者会見。その後飛行機を乗り継いで東京には8時前に到着。なかなか中身の詰まった視察だったが、唯一の心残りは尖閣視察が出来なかったこと。漁業者の生活の場である尖閣諸島海域の安全確保のための視察に自衛隊機を飛ばすことを政府・与党が認めないのはおかしい。
