岸信夫メールマガジン 政治経済ニュース 2011年10月号-3- | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

岸信夫メールマガジン 政治経済ニュース 2011年10月号-3-

◇◇◇最近の関心事◇◇◇
<航空自衛隊によるスクランブル発進>
防衛省が10月13日に発表した「平成23年度上半期の緊急発進実施状況」によると、4-9月の緊急発進いわゆるスクランブルの回数は203回に増加しました。
特に目立つのは中国機の動向です。中国機に対するスクランブルは暫く年間30-40回にとどまっていましたが、昨年9月、尖閣諸島での中国漁船問題が発生して以降急に増加し、10-3月では72回、そして4-9月では83回に達しました。沖縄の南西混成航空団による対応が急増していることを見ても、尖閣及びその周辺海域が厳しさを増していると言わざるを得ません。
昨年度全体で386回に急増した主因はロシアであり、今年度上半期でも106回と中国機への対応を上回っています。ロシアは震災発生後に放射性物質のサンプル採取の為と称して戦闘機を飛ばしてきたこともあり、また9月には爆撃機が日本列島を1周半して空中給油も行うという示威行為を行いました。
震災後のこうした国々の行動はまさに日本の防衛力が弱体化しているかどうかをチェックしているとしか思えません。 安全保障環境は決して気を緩めることが出来ない状況が続いています。
 詳細は以下をご覧ください↓
http://www.mod.go.jp/jso/Press/press2011/press_pdf/p20111013.pdf

<建国100年を迎えた台湾>
 辛亥革命から100年、中華民国建国100年記念式典出席のため台湾を訪問しました。日本にとって安全保障上大変重要であり、国交がないにも拘わらず最も親日的で、震災にあたっても抜きんでた支援をしてくれた台湾は、来年1月に総統選挙と国会議員選挙のダブル選挙を控えて政治的な駆け引きが盛んになっています。親中といわれてきた国民党は中国との距離を保つようになり、一方の反中・独立志向の強いと言われた民進党もその色を薄めてきています。日本にとって重要なことは台湾の現状維持。すなわち両岸関係が緊密になればなるほど、日台もそれ以上に強く濃い関係を築かねばなりません。
 双十節に前後して民進党、国民党幹部がそれぞれ大挙して我が国を訪問したのも日本との関係の深さを台湾国民にアピールすることが選挙戦略上重要と考えたからでしょう。政治の方向は台湾国民が決めることですが、我が国にとって台湾が重要であることに変わりはありません。1月の選挙には高い関心をもって見て行きたいと思います。
◎台湾訪問 建国100年国慶双十節↓
http://ameblo.jp/nob-1/entry-11047311453.html
◎民進党訪問団との意見交換↓
http://ameblo.jp/nob-1/day-20111004.html
◎国民党訪問団との意見交換↓
http://ameblo.jp/nob-1/entry-11060180174.html
◎世界平和研究所 日台フォーラム(11月19日)↓
http://www.facebook.com/note.php?note_id=274232965944732

<おいでませ山口国体・山口大会 閉幕>
活躍した選手の姿、競技の様子を見ることが出来ます
ちょるるチャンネル↓
http://www.choruru-ch.pref.yamaguchi.lg.jp/