参議院外交防衛委員会での質疑 (1) 4条約審査 | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

参議院外交防衛委員会での質疑 (1) 4条約審査

※質疑の様子は→参議院インターネット審議中継


 昨年の国会では審議時間がとれずに持越しとなっていた4条約案件(スイスとの租税条約、オランダとの租税条約、ヨルダンとの原子力協定、日豪物品役務相互提供協定)の質疑と採決。自民党の持ち時間30分を担当して原子力協定、東アジアの安全保障体制などについて質問を行いました。臨時国会では衆議院での審議を終えて参議院に付託されたまま、会期を終えたもので今国会では参議院において先議することとなっていました。

山口県選出 参議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba-2011.03.31 外交防衛委員会・質問  ヨルダンとの原子力協定は日本からの原発プラント輸出商談にあたり、核の拡散に対する歯止めをかけ、平和利用を義務づけることで商談の土台を作るものです。3月に予定されていた入札は中東情勢の混乱もあり、6月以降に延期されていますが、福島第一原発事故発生により、我が国の原子力政策に対する評価が厳しくなっていることが考えられ、まさにオールジャパンのバーゲニングパワーが試されている時です。まずは福島の問題を早急に解決し、安全性の検証と十分な説明を通じて信頼の回復を図らねばなりません。

 一方いわゆる日豪ACSAについては我が国の安全保障の基軸である日米同盟に加えて日豪の安全保障協力の関係強化につながる協定であることから、さらに日韓や日印の二国間、多国間の関係を作ることで東アジアの安定をより強固なものとすべきことを外務大臣と議論しました。

 今自衛隊は10万6千人態勢で災害復旧支援、原発対応支援にあたっていますが、一方でロシアは戦闘機や電子戦機を我が国領空に接近させてきており、国防体制が決しておろそかになることのない様に準備しておかねばなりません。そうした状況において我が国の防空体制について、特に北方領土について防衛省・外務省の対応を質しました。

 質疑は参議院インターネット審議中継 でご覧いただけます。http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=4124&mode=LIBRARY&pars=0.9452780193945169