中国の軍事パレード-我が国周辺の安全保障環境に対する認識が問われる | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

中国の軍事パレード-我が国周辺の安全保障環境に対する認識が問われる

 中国が10年ぶりに大々的に軍事パレードを実施した。まさに経済大国化とあわせ軍事大国化をすすめる中国の威信をかけた建国60年記念のパレードだ。

軍事科学院の羅援少将は、軍事パレードの目的を「敵対勢力に対する威嚇。世界中に中国の実力を見せつけることは非常に重要なことだ」と語っていたという。(産経新聞より)。不透明な軍事力増強に対し国際社会の不信感が広がるなかでも、全く気にすることなくその軍事力を誇示する中国に対し、「友愛の海」など呼びかけることが意味を持つことなのだろうか。日中首脳会談での鳩山総理の発言など歯牙にもかけていない、なめられたものだ。

 かかる威嚇をみせつけられても、防衛大臣は先島諸島への自衛隊常駐について「いたずらに近隣諸国に懸念をいだかせる」と考えているのだろうか。