広島:64年目の原爆の日
広島に原爆が投下されて64年が経過した。原爆症に苦しむ被爆者認定について、政府は全員救済へ前進した。
「二度とこのような惨禍が繰り返されてはならない」との思いは誰しもかわらない。
米国では、キニピアック大(コネティカット州)が4日『米軍による広島・長崎への原爆投下について、米国内で61%が「正しかった」と回答し「間違っていた」は22%だったとの世論調査結果を発表した。』『年齢別に見ると「正しかった」は55歳以上が73%だったが、35~54歳が60%、18~34歳が50%と、年齢が下がるほど原爆投下への支持は低下。男女別では「正しかった」は男性72%、女性51%だった。』(共同)
米国では原爆使用が戦争を終結させたとの思いがあるのだろうが、だからといって広島・長崎への原爆使用を肯定することを我々は許すことは出来ない。
一方我が国の周辺国は核兵器を保有し、あるいは開発を進めている。こうした安全保障環境にある我が国の防衛体制については常に検証し、我が国と国民の生命財産を守るため必要な対応を続けなければならない。