ポピュリズムの政治-岩国と国政 | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

ポピュリズムの政治-岩国と国政

「騒音はないほうがいいに決まっている」。。。これ、ひょっとして今、国政で民主党が問題としている「ガソリン25円下がったほうがいい」と同じじゃないですか。


「暫定税率を廃止すればガソリン価格が25円下がります」。「でも、それにより歳入は2.6兆円の欠陥が生じる」。

「再編に反対すれば艦載機が来ない」。「でも破綻目前の市の財政は改善の道筋がたたない」。


 どちらも総合的な議論が抜け落ちている。「ガソリンが25円安くなる」だけで後段の解決策を示さないでいることがマスコミからポピュリズムと批判を浴びているのです。岩国の話も同じような大衆迎合ではないですか。

 議論の単純化は強烈なメッセージとして浸透しやすいが、一方で全体像をゆがめてしまう。判断材料を全て明らかにして、有権者が適切な判断を下すことが出来るようにすることが絶対に必要です。