野党法案

民主党が農業者戸別所得補償法案を参議院に提出し、22日に法案の説明を受けた。農産物の生産費と販売価格との差額を補償する一方、自給率を100％をめざそうというものだが、財源確保の問題をはじめ、対象品目をどうするのか、WTO協定との齟齬など、多くの問題を抱えており現実的とは思えない。マニフェストからも中身が変わってきており、農家の期待通りにはそえない法案である。

23日に自民党内の作業部会を経て今日与党法案PTでこの法案に対する与党内協議を行った。29日には党の作業部会で再度民主党からの聴取を行ったうえで農林水産委員会に場を移し審議に入ってゆく。