『長州ファイブ』 | 衆議院議員 岸 信夫 オフィシャルブログ「の・ぶ・ろ・ぐ」Powered by Ameba

『長州ファイブ』

幕末期、長州が英国に派遣した5人(伊藤博文、井上馨、遠藤謹助、井上勝、山尾庸三)を題材にした映画『長州ファイブ』(五十嵐匠監督)が完成し、映画ゆかりの英国大使館公邸で行なわれた試写会に呼ばれました。

1853年ペリー提督率いる黒船の来航により我が国は開国の圧力を受ける。攘夷を叫びながら外国人排斥を続けながらも長州は内密に藩士を英国に派遣することを計画。予備知識の殆んどないまま、イギリスに渡った5人は圧倒的な国力の差を目の当たりにし、其々の分野で技術と学問を学び、その後日本に戻って明治維新の原動力となる。伊藤、井上馨を除く3人は一般には名が知られていないが、遠藤は印刷技術を学び後に造幣局長となる。井上勝は鉱山や鉄道技術を学んで我国初の新橋-品川間の鉄道開通に尽力する。また、山尾は造船技術を学んで「工学の父」と呼ばれ、工業の飛躍的発展に寄与する一方、盲聾学校の設立に尽力した。

試写会には山口県関係者、五傑のご子孫にあたる方々などがお招きをいただいた。劇場公開は来年1月、山口県では今年11月に先行上映される。ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。

    

フライ英国大使と                    松田龍平さん(山尾庸三役)

 

 

遠藤謹助役の前田倫良さん           伊藤俊介(博文)を演じた三浦アキフミさん


  

山下徹大さん(井上勝役)、加藤 山大前学長(右)  五十嵐匠監督と