プログラム3日目

まずはNational Cattleman's Beef Associationとのミーティングで話題は勿論BSE問題。消費者が米国産牛肉にたいする信頼を回復する前に輸入を解禁してもスーパーでは主婦は牛肉に手を出さない。日米双方にとってメリットがないので、慎重に考えなければならないことを説明しても、まず店頭に並べられるような機会を与えて欲しいと。選ぶのは消費者の権利であるとの立場で、なかなかお互い理解は得られず。年間200万人以上の日本人が米国を訪問し、牛肉を食べているのに、日本に輸出できないのはこれも理解できないと、これももっともな話である。輸入再開は政治的ではなく科学的に判断されるべきである。

　

証券監視委員会SECとのミーティングのあと、マンスフィールド財団事務所でクイックランチをとり、地下鉄に乗ってアーミテージ前国務副長官事務所へ。

　　

アーミテージ氏と別れたあと、国務省でクリストファー・ヒル次官補と面会。先日横田さんと大統領との面会が実現したばかりで拉致はホットな話題。人権問題を含む今後の対米、韓国中国問題などを話し合った。