萩の農場視察

萩周辺で３軒の農家を訪問した。

このうち2軒は、先日の発展クラブでお会いした方々で、一度農場を見せてくださいとお願いしていたところ。どちらも中山間で苦労しながら頑張っている若手農家だ。

最初に訪問したところは菊の周年栽培を行っている農家。県内の農業大学校で勉強した後愛知の菊農家で菊栽培を修行したのち実家に帰ってきて菊栽培を始めたとの事。新規就農支援をうけて年間安定した収入を得るべくハウスで周年栽培を手がけ愛知まで出荷している。

２軒目は園芸栽培農家で丈を短くするよう、栽培方法に工夫を凝らして頑張っているが、最近では輸送費がかさみ頭を悩ましている。

３軒目はやはりハウスでトマトやハナッコリ、メロンなどをつくっている農家。この方は埼玉から脱サラで越してきて新規に就農支援をうけハウスをリースしてやっている。２年前の台風でハウスがつぶれ、大変苦労

されたが頑張って続けている。二人の子供たちも出迎えてくれた。近くに同年代の遊び相手がいないのがさびしそう。そうしたことも里離れを加速させる一因になっているのだろう。

新しく始まる農業政策に対する不安もある。しかしこうした農家が地域を支えていることを考えると、しっかり

支える仕組みの必要性を痛感した。

今日は大変いい勉強をさせてもらった。

宇部で一件会合の後、上京。