早咲きの花

山口県を舞台にした映画「ほたるの星 」の作間プロデューサー、菅原監督による「早咲きの花 」の試写会に招かれ、東宝スタジオで新作映画を鑑賞させてもらった。今回は豊橋が舞台。浅丘ルリ子さん演じる写真家の戦争末期の回想を中心に物語りは展開する。自然美と戦争のもたらす悲しみ、むごさ、むなしさが心に焼きつく。まさに菅原監督らしい映像の世界を堪能した。「ほたるの星」を応援した山口の方々も何人か協力しています。よく観ているとわかるかもしれません。この夏愛知で先行公開との事ですが、ぜひ応援したいと思います。

（浅丘ルリ子さんと）

ところで、本日の朝日新聞夕刊に「スケートが何故滑るか」についての記事が載っていました。圧力融解説、摩擦融解説、擬似液体膜潤滑説、凝着説などの学説があるが、科学的には100％解明されていないと。はて自分がやってきたスキーはどうだったのか、はたして正しい理論だったのか甚だ疑わしくなってきた。10人のアスリートが居れば10通りの理論がある。でも理屈はどうあれ、速い者は速いし、美しい者は美しい。毎日の鍛錬の積み重ねだけがそれを可能にするのであり、だからこそスポーツは我々を魅了して放さない。4年後のバンクーバーでの日本選手団の雪辱を今から楽しみにしたい。