新潟 豪雪地帯視察
参議院同期生有志とともに新潟に豪雪被害状況の視察と雪下ろしのお手伝いに行く。
東京駅から上越新幹線で越後湯沢まで行きそこから車で小一時間。
豪雪の十日町市に到着し市役所で市長より被害状況の報告を受けた。
最大の積雪は1月12日に4.8メートルを記録、その後気温が上がり多少解けたもののまだ4メートル近くに達している。例年だと最大積雪は2月であり、これから寒波も予想され更なる積雪が懸念されている。
除雪費用は莫大に膨れ上がり、合併特別交付税も除雪にまわさざるを得ないような状況にある。
また、各家庭では雪下ろしが大きな負担となっている。お年寄りなどは雪下ろしの人手に労賃支払いがかさんでいる。
市役所から要望を聴取した後、震災被害の仮設住宅屋根の雪下ろしをお手伝い。
(雪は1立方メートルで通常300KG程度だが雨を含んだ雪は800kGにも達する。放っておくと屋根も落ちてしまう。これを除雪するには大変な力作業となる)
慣れない我々が雪下ろしをしてもなかなか効率が上がらず、どれほどのお手伝いになったか分からないが、それでも誰かがやらねばならない仕事である。一月に5回も6回も雪下ろしをしなければならない雪国の方々のご苦労を少しでも分かち合うことが出来たと思っている。
各地で豪雪被害にあわれた方々に対し心よりお見舞い申し上げます。