最初「クリスマスの思い出」で書いてみたんだけど、何だか〝おばちゃんのタワゴト〟みたいでね、、、どうしてもアップ出来ずにいたblog…
結局、違うblogネタで書いちゃったから保存したまま公開できず、、、
恥ずかしいから(笑)こっそり公開しちゃう…
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クリスマスの思い出…
昔々、まだ私がうら若き乙女(笑)
だった頃の
ちょっぴり切ないけ恋の話…
今は娘がその頃の私と同じ年に…
娘も素敵な恋してほしいなぁ
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私がまだ会社に勤めてる頃…
もう何十年も前のクリスマスの頃の話
バブル最盛期、私が勤めていた会社は
同期入社が何十人もいた
半年くらいして私の部署に
配属になった同期の男の子…
仕事の事で話すことも多く
飲み会などを重ねていくうちに
彼の事を好きになるには
時間はかからなかった
が、彼には彼女がいた
それも同期の女の子…
どうやら入社してすぐに
付き合い始めた模様
片想いの恋はしばらく続き
年が開けもうすぐ入社１年目のある日
彼が車で事故を起こした
それも彼女を乗せているとき
彼に大きな怪我はなかったが
彼女は足を骨折し
それからというもの会社の行き帰りは
必ず彼が彼女を送迎する日が続いた
彼女の家は彼の家の正反対
毎日仕事と送迎の日々に
疲れてる様子の彼が心配だった
お休みの日、彼だけが男友達と
何処かに遊びに行くことを
彼女はとても嫌がった
理由は〝私は怪我で行かれないのに
自分だけずるい〟
まぁ確かに気持ちはわからなくもないが
そんな束縛に彼が悩んでいる事を
彼女は知るよしもなく…
そんな彼の愚痴や話を
聞いたり、彼を含む何人か友達と
遊びに行ったりと
だんだん彼との距離は近づいて行った
そんな私の気持ちを知ってか？
知らずか？
電話してくれたり会社の帰りに
ご飯誘ってくれたり、、、
彼への気持ちがどうしても
おさえられなくなった私は
ある日ついに告白してしまった
まだ彼女と別れていない事は
知っていたけれど、、、
彼もそんな私の気持ちに
答えてくれて
彼女とはっきり別れていないまま
付き合いが始まった
一緒にディズニーランドに行ったり
海に行ったり
本当に幸せな日々だった
夏が過ぎ秋になり
その年のクリスマスは一緒に過ごせると
思っていた矢先…
彼が怪我をして入院してしまった
その頃携帯電話などなかった時代…
詳しい事がわからず
彼の地元の病院だったので
友達と一緒にお見舞いに行った
病室を探し見つけたとき
彼のベッドの脇には
彼女の姿…
私たちを見て
ヤバイ！って顔をした彼…
そこで取り乱すのもカッコ悪かったので
「大丈夫？？みんな心配してるよ～」
と努めて明るく笑顔で…
彼女は飲み物を買ってくる
と病室を出て行き
後に残された彼と私たち
頭の中が真っ白になる中
友達と３人たわいもない話をし
しばらくして病院をあとにした
帰り道、友達の車でかかっていたのが
サザンの「melody」
帰り際笑顔で彼女から手渡された
缶コーヒーを握りしめながら
涙が止まらなかった
クリスマスまであと少し
ちょうど今くらいの出来事だった
あのとき彼女が私の気持ちを
知っていたのか？今となっては
わからないけれど
今でもサザンの「melody」の
あのイントロを聞くと
あの時の光景が
鮮明に思い出される
毎日家事や子育てに追われて
思い出す事もなかった
あの時のクリスマス…
今となってはいい思い出…
