梅酒 糠漬け | ウェブログのろぐ

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落ち着つきはじめたころからのリニューアル中。メインは琵琶湖でのバス釣り。釣果のためになる情報や派手な釣果写真はあんまりないかも。他、琵琶湖以外の場所や海釣りの話などもできればいいなと。



6月6日(木)


去年頃から保存食づくりに目覚めつつあるのは、旅の影響が大きい。あとはもともと釣りが趣味だったことも。

保存食に興味をもちはじめたおかげで、季節の魚を大量に釣るということも凄くやりたくなったり。アジとかイワシとか。群れで移動する魚など。


しかし、今回は魚の話ではなく梅。しかも酒。去年から念願の梅酒づくりを。実は人生初だったり。




近くのスーパーでみつけた梅は、愛する紀伊半島、和歌山県産の南高梅。


次に酒。

ほんとうならば酒は梅酒にぴったりの『ホワイトリカー』というのが存在しているとはいえ、それだと何かつまんないということで、酒を物色。


数々の日本酒がとても良さそうに見えるもアルコール度数的にNGで結局これにした。




米焼酎。本当だったらロックで飲みたくなるような酒を大盤振る舞い(そんなに高くないけど)。




あとは、ラムーで買った氷砂糖をたっぷり一袋。





ネットでみかけたレシピに忠実に梅と氷砂糖のミルフィーユ的なものを保存瓶の中に作成。あとは買った焼酎を豪快に全部注いで蓋をしめる。






酒の量がけっこうすくなめなのはご愛嬌。一応全部が浸かりきっているものの、酒をもっと追加したほうがいいかも。


あとは、半年〜1年と長い期間を冷暗所に保存。たまに様子をみたりなんかしつつ、美味しく飲むことができる日を気長に待つ。




日本の保存食といえば漬物。


これぞ日本のという糠床づくりもこのごろはじめたばかり。精米でできた米糠を使った自家製の糠床も人生初の経験。





まずは野菜のへたなんかを使った試しづけから。








捨て野菜をつけることで、乳酸菌や酵母の発生を促すことができるらしい。


乳酸菌は酸味をもち、塩分濃度の濃い酸素の少ない環境を好む(雑菌が死滅するような環境)、さらに酵母は味にこく深さを与え、塩分濃度の高さにと乳酸菌が生む強い酸性の環境を好み活性化する。


乳酸菌も酵母菌と菌とはいえ腸内で良い働きをもたらしてくれる善玉菌。この『腐る』と『発酵』の違いは日本酒づくりでも共通するところで灘の酒蔵で何度も繰り返し見たばかり。


微生物がたんぱく質やでんぷんを分解することで旨みのもととなるようなアミノ酸に変化させるとも。そんな、数々の発酵食品の神秘の世界を着け樽の中に想像しながら日毎に糠を丁寧にかき混ぜる日々。


保存食づくりの楽しみ。