令和6年 能登半島地震 石川県の植物 13 | ウェブログのろぐ

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落ち着つきはじめたころからのリニューアル中。メインは琵琶湖でのバス釣り。釣果のためになる情報や派手な釣果写真はあんまりないかも。他、琵琶湖以外の場所や海釣りの話などもできればいいなと。



2月5日(月)




そういえば、石川県を旅していて気になった石川県の植生について。軽くしらべていたことをまとめていたもこの場所。


店内で外の景色を眺めながら?駐車場に停めた車内でくつろぎながら??それはあまり覚えてはいないけれど。


石川県の植生といって、滋賀と比較して、海岸があり2500〜3000m級の白山がありと、かなり環境の幅が広く、それが植生にもあらわれているよう。特に丘陵性の能登地方と険しい山が存在する加賀地方でそれぞれ違いが目立つ。


HPによれば特徴としてブナクラス域(冷温帯落葉広葉樹林帯)がほかの地域と比べて極めて優勢で広範囲に及ぶらしい。能登地方では300m〜  加賀地方で350〜1600m。年間の平均気温の低さや冬の寒さの厳しさを思わせるもの。一方で暖流、対馬海流の影響の濃い地域では温暖性の植生もみられる。


自然度の高いブナ林は、主として白山麓から金沢市南部の標高1,000メートル以上の地域に分布し、イヌワシやツキノワグマ などの森林性の大型野生動物や鳥類の重要な生息地になっています』



雑木林


古くから伐採など人のてが加わった二次林。石川県ではブナクラス域、標高1000m以下の地域、ヤブツバキクラス域(常緑広葉樹林帯)の広陵地帯などに広がっている。低標高地では、ウラジロガシ、アカマツ、コナラなどが、標高の高いところではミズナラなど。カタクリやギフチョウなど固有の生物も見られる。



カタクリ



ギフチョウ



照葉樹林

ヤブツバキクラス域の自然植生。タブノキやスダジイ、ウラジロガシ、ヤブツバキなど、常緑広葉樹林、厚く光沢のある葉から照葉樹林とも。


『この地域は、古代から田畑や集落として開発され、そのほとんどが人間活動によって改変されています。 ごくわずかに残っているのは、信仰の対象として保護されてきた杜叢林や険しい海岸の崖地に限られ、 その多くは保護上重要な植物群落として選定され、保護されています』



海岸


『長い海岸線を有する石川県は、岩礁海岸や砂浜海岸など、多様で特色ある海浜環境に恵まれています。 能登地方の岩礁海岸には、ウミミドリやシオクグなどの耐塩性のある特殊な植物が生育する塩生湿地がみられます。 また、長大な砂丘のかなりの部分は、護岸や防風林、宅地、畑地などに改変されていますが、加賀市塩屋や富来町海士岬などには、 ハマゴウやイソスミレ、ハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマナスなどからなる良好な海浜植生がみられます』



さらに、この時には実際にみかける機会がなかった湿地についての植生もhpには。


福井県、石川県と旅の行程をへて能登半島にいたり、特に石川県では白山一帯と能登半島一帯の環境の大きな違いを感じていた。


能登半島の話とは少しはずれるものの白山はより身近な福井市内からも見られる印象に残りやすい山だっただけに。


そういえば、能登半島、珠洲市に訪れた目的のひとつは、こうした植物をはじめとした自然観察、さらに海岸沿いや山など地質や地形も含めた自然物全般を見たいということだった。もちろん街並みをみたりもそうで。


海で釣りがしたいというはじめのきっかけから。