29日 火曜日
朝の雲の多い天気はだんだんなくなってきつつあるようで、たまにすっかり晴れ渡った空を望む日もあった、ここのところの朝の天気。そして、来週になれば8月は終わり、ついに9月をむかえることとなる。
9月といえばもう秋と言って間違いなく、世間は秋めいてもいるようで、例えば日が昇るのは遅くなったし沈むのは早くなり、そのせいか朝の琵琶湖の様子に変化があり、湖面の波頭が太陽の光を受けて殆ど金色に近いほどで輝く、もうそれはありがたい光景が何日か続いたりしている。これは前回かのブログにも書いたことだ。
それから、夕方の頃、18時から漂いはじめる夕暮れの雰囲気は、数ヶ月前にあった頃の夕焼けにどことなく似ているふうであり、薄く広がったり、千切れたように浮かんでいる雲は、様々な赤い色に染まって微妙な色合いを滲ませる。
さらに日によっては、赤色とも山吹色ともつかない微妙な色合いになり、時には黄金色に見えもし、これは夏の前に見たそれとは違い、この季節ならではの光景かと思ったりする。
なるほど、秋はなんだかんだで、そういう季節なんだと、えんえん広がる田圃風景に頭の垂れ下がった稲穂が風を受けて音もなく揺れている姿が頭に浮かび、一人合点してしまう。少し気が早いが、実りの秋というか、なんというか。
ここにきても平日の釣行は殆どなく、休日をのぞけば琵琶湖の湖岸から足がずいぶん遠のいてしまっている最近。おかげで今の琵琶湖の現状を自分の感覚で実際に確かめることができないから、物足りなさを埋めるように、スマホで確認できる琵琶湖に関する幾つかの数字を眺めて水中の様子などを想像する。
でも、そうして頭に浮かぶ琵琶湖は、あの毎朝のように眺める、そして、ここのところはありがたい風に金色に輝いているあの琵琶湖となかなか上手く一致しない。
さて、HPによると本日の堰の放水量は90㎥/sに。いっときからすれば抑え気味に調整され、しかし水位は下降、約-30cmほど。だいぶ下げ気味。たぶん沖合の多少は流れは緩み、以前より淀み気味になってるんだろうか。
それから、各地の水温を過去の1週間まで遡りざっと眺めたところ、だいたい30℃前半〜28℃後半の間で推移しているようだった。
これらの数字だけで判断するなら水中の様子はどうやらまだまだ夏で釣りには厳しい状態が続いているだろうし、おかっぱりなら尚更というところ。数日前の暑さに喘いでいた残暑厳しい日々の感覚がそのまま、当然のように琵琶湖のいくつかの数字にあらわれていた。
こうなると、とりあえずルアーが投げられればいいという場合を除いて、ある程度の釣果を望める場所をおかっぱりでとなると、本当に限られてくる。単純にいえば水がよく動く場所で、例えば岬になっていたり、冷たい水が流れ込んでいたり、湧いていたりと、そんなところ。ここに、ウィードの生え具合や、その時々の風をはじめとする天候、他の釣り人の混雑して具合も気にしつつよい条件を備えた場所となると、候補となる場所は少ない。ましてや、お手軽に近場で済ませようとなると、そんな都合のいいところはありそうにない。夏になると毎年のようにそうした場所を求めて、琵琶湖の彼方此方を巡ってはいるんだけど。
そうして、あらためてgoogleマップを眺め、地図にある線で縁どられた琵琶湖の、複雑だったりそうでなかったりする湖岸の様子を線にそって追っていく。すると、いくつかの景色が頭に浮かびはじめる。