7月6日(木)
夜の湖西の浜に蛍の姿をみかけるようになったのはいつ頃だったか。確か6月に入って間もない頃だったような気がする。
蛍といえば夏のイメージだが、それにしては少し早めの蛍の姿は、どこか琵琶湖岸の景色にあって何処か違和を感じさせるものだった。浜に打ち寄せる並の音と蛍の光、あまり過去に見たことのないとりあわせ。
ここで見る蛍は、たいてい1匹でいることがほとんど。何匹かが固まっていることは殆どない。自然には珍しい緑色の光が1粒だけふわふわ漂う光景が夜の浜辺に数十メートルおきに見つけられる。恐らく琵琶湖へ注ぎ込むいくつかの小さな流れ込みと関係しているようにもみえる。
最近は雨がよく降る日が多くなり、おかげで流れ込みから聞こえる水音も激しくなっていた。そして、今日もまた夜の湖西の浜に蛍の姿を何匹か。相変わらず固まっていることはなく、それぞれが1匹ごとに決まった形を描くでもなく飛んでいた。風は無風に近いはずなのに波は大きい。沖が荒れているのかもしれないと思う。
釣りをはじめたのは何時ものように夕方の夕焼けがはじまる頃、夏らしい大きな入道雲が末広がりの山のように聳えているのを見てからしばらく。おかけで、気分はすっかり夏になっていて、実際、かなり気温が高く車内ではクーラーがなければ辛いほどに。こうなると釣りも夏を意識したものになりがちになる。
そして、自分にとって夏の釣りといえば真っ先に浮かぶのが、夜の湖西の浜の小さな流れ込みをいくつか順にめぐる釣り。ということで、北に向かう。ちょうど、そのやり方で以前の休日に良い魚と巡り合うことができていたということもあった。
向かうはじめに、北に見える比良のほうには雨雲らしきものも見えていたが、釣り場へ到着する頃には殆どなくなる。釣り人の姿はチラホラ。一番気になっていたポイントにも先行者が。仕方がないので離れた所からのスタート。水中をパッと見渡しベイトっ気が無くなっていまっているようで気になる。