釣行まとめ | ウェブログのろぐ

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落ち着つきはじめたころからのリニューアル中。メインは琵琶湖でのバス釣り。釣果のためになる情報や派手な釣果写真はあんまりないかも。他、琵琶湖以外の場所や海釣りの話などもできればいいなと。




南湖 西岸 3月中旬

夜 天気 晴れ
水温 8℃前後    
風はほぼ無風から徐々に強く

某場所にてウェーディング。
かなり遅れての今年の釣りはじめ、縁起をかついで過去に最も通いこんだ場所へ。

先行者はなし。去年までの景色をもういちど見直すように釣りを開始、時間が経つごとに懐かしい感覚が蘇ってくる。

途中、足下で魚に口を使わせるも、油断していたためなすすべもなく一瞬で逃げられる。

その後、寒さに耐え切れず1時間もやれないうちに釣行を終える。

久しぶりの釣りは楽しい。



南湖 東岸 3月下旬
昼 天気 曇りのち雨
水温 8〜10℃ 
風は微風、所や時によって強く吹く

前回とはまた違った釣りをやりたくなり、南湖の西とは違う要素を多く持った場所へ。

ここもまた去年まで何度も通った場所、それまでと殆ど変わらないだろうはずの景色に過去の感触を思い出しながら釣り歩いていく。

沖へと面している場所は、水質はクリアで水温が低く、何箇所かで確認してみたところ、10度にも満たないほど。一方で水路に入って行くと水に濁りが入っているようで水温は10度を少し超える程度だった。

濁りのあるほうでは、小さな虫の塊も数多く見られ、こちらのほうが春に近づいており生き物の気配をより感じることができたが、結局どちらでも魚に触ることができないまま、雨が本降りになる前に釣行を終えた。


南湖 東岸 4月上旬
昼 天気 晴れ
水温 10〜13℃
風、はじめ微風から徐々に強く

前回、途中で雨がふり十分な時間を使うことができなかったため、もういちど同じ場所へ。

前回よりも広く念入りに(矛盾しているような言い回しだが)探る。

あれこれを観察しながら、だいたいの条件に変化はみられないものの水温が2℃ほど上昇していることと、沖に面したほうに濁りが若干入っているように見えた。

水路の中に入り、途中で底に固い何かが沈んでいる箇所をみつける。その付近にルアーを何度も通したがそれらしい反応は得られなかった。夕方までにタイミングを変えて何度か入り直しても同じだった。

こういう場所で釣れないのであれば恐らくまだ魚の数は少ないのだろうと、いったんこの場所は諦めることにした。

この日はルアーを2つロストし、1つはお気に入りのものだったため落ち込んで帰宅した。


南湖 西岸 4月中旬
夜 天気 にわか雨
水温 約10℃ 
ほぼ無風

数日の間に際立った気温の上昇がありそれがしばらく続いてから暖かな雨が降る夜。期待が持てそうな天気だということもあり、実績のある場所でのウェーディング釣行を決める。

人の気配はないがどうやら沖に船がでているようだった。低く唸るようなエンジンの音と男性の声が何処からか聞こえた。この季節にはよくあることだった。

全体を見渡し繰り返し見たはずの景色は霧雨で覆われていてどこか違った雰囲気と生暖かさのある、いかにも釣れそうな夜だった。

実際、何匹もの魚がいったんはルアーに食いつくも、その殆どをバラしてしまった。恐らく5匹以上はそうなったはずだ。

そんな中で姿を見ることができた唯一の魚は不思議な釣れ方をした。釣れる前に音を聞く。聞き覚えのない音だった。微かといえばそうだしはっきりとも言える音だった。ただ、なんとなくそれが魚の音だという確信があって(もちろん根拠はない)、ちょうどその次の瞬間といっていいタイミングで魚が釣れたので、とても驚いた。

魚のサイズは特別たいしたものではなく、この時期にしては普通程度だといってよかった。いわゆるコンディションは良い魚だった。

珍しい出会い方をした魚に満足して、その出会いの理屈や理由を考えても答えはでないだろうから、起こった出来事をありのまま受け取ることにし程よい時間がきた所で家へ帰った。


東岸 4月中旬
昼 天気 にわか雨のち曇り
水温 13〜15℃
微風

両親の誕生日に絡んで行きたい場所があり東岸へ渡る。季節など条件がよさそうなので大場所の気配があるところへ。

岩気質の山肌が琵琶湖湖岸の直ぐそばまでよっている場所でいくつか気になるポイントを見つける。特に軽く岬状になっていて湖中に沈んだ岩が他に比べ沖へ張り出している所がありいかにも良さそうに思えた。

実際、そこへ立ってみると、鳥が水中に潜っていたり、正体のわからない魚が水面に一瞬姿を現わすなどしていたりもした。そこでしばらくいくつかのルアーを試してみるも期待に反して魚からの反応を得ることはできなかった。

用事のために昼をすぎてから釣りを中断し、目的を果たすと再び夕方ごろに同じポイントへ向かった。ただ、昼に比べてあちらこちらに釣り人の姿が見られ、最も入りたいポイントにも先行者がいるようだった。仕方なく少し離れた場所で夕方まで粘るも最後まで何も起こらずにその日の釣りを終えた。

辺りが薄暗くなる頃、それなりに遠くまできたために、来た道を時間をかけて戻った。途中、そういえばロストしたルアーと同じ種類のルアーをロストしたキャストの次のキャストで釣るという出来事があったということを思い出しながら、また橋を渡り家へ帰った。

南湖 東岸 4月中旬

昼  天気 曇りのち晴れ
水温 13〜15℃ 
微風のち荒れ気味からまた微風へ

3日連続の釣行で身体を労わり、午前は寛いで午後も遅くから東岸へ。

家を出た頃はまだ厚い雲に覆われていたが、目的の場所に辿りつくとちょうど青空が覗きはじめる。足場のよい有名な場所ということで人の姿が多くあった。


途中、小さな魚を数多く水中に見つけ、浅い所まで魚があがってきていることがはっきりとわかった。時々、驚くような大きな魚体も見えた。ただ、それらの魚はルアーに全く興味を示さずルアーを付近に通しても全く別の場所を見つめているだけだった。

やがてマンメイド系のストラクチャーの際にルアーを落とすことに夢中になりはじめた。天井が低く屈むような体勢になりながらロッドをふり抜くとルアーは思いもよらぬ所へ沈んでいってしまう。何度も何度もくりかえし、最も奥にある、いかにも魚がいそうなスポットにルアーが届いたのはかなり時間が経った後だった。

気がつけば天気は荒れ気味に、風で水面は波立って空はすっかり雲に覆わていた。そこでその場所はあきらめて次の場所へ移動することにした。移動の途中で風はおさまっていったが、かわりに少しばかり雨が降りはじめたようだった。時間は夕方頃だった。

よりペースをあげながら奥へ進むと、景色が変わり視界が大きく広がりはじめた付近で、定時を知らせる鐘の音が聞こえた。もときた道を再び戻り始める。東の空のまだ低い所に月があった。満月だった。その時に今日が大潮だったのだと知る。

家へ帰ったのは日没頃。対岸にある建物のあかりがよく目立った。


更新前に過去のブログを読み返し。

思いもよらない発見がいくつか。自分が書いたことであるはずなのに不思議になるほど。文章を書き残しているとこういうことがあるのかも。そして、来年やその先にこの文章がどうなっているのかを楽しみにして更新を。