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学生時代の中で1番印象に残っている先生は、小学生時代の音楽の先生。
小学校の先生っぽくない先生だった。

ある日、『茶色の小瓶』をリコーダーで吹く授業で、先生のエレキギターとどっちが早く演奏できるか、勝負をしたんだよね。
ーーーそもそも、常に伴奏や演奏がピアノか、エレキギターっていう時点で変わってるはず。
結果は、同時に演奏し終わったから、引き分け。


今思えば、小学校の先生っていうより、たぶん音楽の世界寄りの人だった。

だから、小学校の先生として見ると変わっていて、他の子は戸惑ってたかもしれないけど、わたしはとても楽しかったし、むしろ好きだった。
金管バンドにも入ったし、音楽朝会用の合唱団にも入り、クラブも音楽クラブだった。
当時の得意な教科が、音楽か体育だったのだから致し方なし。


数年後、母親に聞いた話だと、保護者間ではあまり評判は良くなかったみたい。
それを聞いて、わたしは不思議でならなかったけど。
少なくても、うちのクラスでは問題ないように見えてたから。


でもさっきも書いた通り、小学校の先生向きではなかったんだろうな。
生徒とも、親御さんとも、先生としては馴染めなかったんだと思う。


今もまだ、どこかの小学校で先生やってるのかな。
それとも、音楽関係の仕事をしてるのかな。
もしかして、もう定年を迎えてたりするのかな。何歳だったんだろ。


写真は小学6年生の運動会。
開会式の入場の演奏で、ドラム叩いてたの。
ちなみに、黄色組の応援団長もやったんだよね。
昔は、活発な子だったのです。


*野田澤彩乃*