回を追うごとに、息するのを忘れてしまうような、胸が苦しくなるような展開で、誰に感情移入したらいいのかわからないよ〜！
主役だから、やっぱり浩一？
なんて思いながら、毎週念のため録画をしてたんだけれど、見返す勇気もないまま最終回を迎えた、『嘘の戦争』。
結果、最終回も、ずっと胸が苦しい展開が続いていたけれど、後日また見返そうかな。
と、思えるクライマックスだった。
草なぎさんのドラマは、『僕と彼女と彼女の生きる道』が好きで、最終回を録画したビデオテープが実家にまだある。
あのドラマの役のイメージが強くて、バラエティ番組で見る草なぎさんともまるでイメージが違くて、今回の役は闇がうごめく感じだったけれど、最後はわたしも見たことがある、ピュアな草なぎさんが戻ってきた気がした。
なんていうか、今回のドラマの草なぎさん、表情の変化から目が離せない感じだったけど、一番好きだったのは、後ろ姿かな。
立ち去る姿が、好きだった。
あとイメージが少し変わったのは、藤木直人さん。
さわやかさを残しつつ、何か企んでる感じね。
ニコニコしてる姿しか見たことなかったから。
仁科家兄弟のやり取りは、なんだかんだ好きだったな。
攻められてる仁科隆含めてね。
浩一が、自分たちをさんざん騙して陥れた詐欺師だと知った後も、信じてるところとか。
楓は、きっと浩一との想い出も、甘酸っぱいキレイな思い出にするんだろうな。憎むどころか。
ようするに、天才詐欺師による復讐劇だったのに、そう思えるほのぼのとした結末だった、ってこと。
壮大な復讐劇だったのに、恨み辛みがまるで残ってなかった。
辛い嘘と、やさしい嘘が交差する世界。
ハッピー...エンド...？
— 野田澤 彩乃 (@NoA_Color) March 14, 2017
＊野田澤彩乃＊