映画館で「ゲド戦記」を観た後、はしごで引き続きジブリ映画「もののけ姫」を観ました。


「もののけ姫」の歌は、何度も聞いたことあるけれど、観るのは2回目くらいかなぁという記憶です。

なんで?なんで?
と、苦しい気持ちになりながら観たのは、前回もだった気がします。
神様がいない方が、いい国づくりが出来るんですか?

終盤のアシタカが、ナウシカと重なったりしていました。

上映は、ナウシカ→もののけ姫、だけれど、時代的には、もののけ姫→ナウシカですよね。
でもなんで、神様を殺さなきゃいけなかったのでしょうか。森を壊したいから?
なんか、これも「マレフィセント2」が過ぎる。
ナウシカはそんなことないんだけど。

祟り神になったり、人間に突進して行った神様(主)は猪。
猪は、わたしの学年の干支でもあるので(わたしは早生まれだから子)、なんか複雑。
猪は猪突猛進。走り出したら止まらないし戻れない、と全滅覚悟で突っ込んで行くシーンは、神様も時代を感じとっていた、そういう時代の流れだったのかな。と、ちょいちょい感じていました。
人間がいてはいけないところに人間が入り込んできている時点で。

そして、祟り神になった神様は呪いと破壊を運んでくる。
森を守る神様がいなくなった森は、住みやすくなったのでしょうか。
森を壊しやすくなったのはそうだけれど、そのずっとずっと月日が流れた先が、ナウシカの世界。
と、勝手に頭の中で繋げてしまいました。

なんかそんなこと言ってると、誰かに怒られそうな内容だけれど。

現在上映中のジブリ4作品、残すは「千と千尋の神隠し」だけれど、一度見たことがあって、神は神でも神様ではなくて神隠しのはなしだけれど、でもやっぱり人間と神様の交流の話だったような。

わたしの中では、「ゲド戦記」「もののけ姫」は、過去の世界の話。
「風の谷のナウシカ」は、未来。
「千と千尋の神隠し」は、現在に近い時代かなぁという印象。

どうしよう。
もう、「もののけ姫」でお腹がいっぱい。
観るとしても後日だけども。