六.私にあまり良くしないでください(8) | のあのあlife

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『雲が描いた月明かり(구르미 그린 달빛)』に史上最強にどハマリしてしまい♡2017年も自分の勉強兼ねて原作小説を翻訳しつつ、パク・ボゴム君とキム・ユジョンちゃんのボユカップル、密かに熱烈に応援中です~♡(笑)
2021年4月、またこのブログ再開します☆

どのくらい眠っていたんだろう?ぼんやりとした視界に、室内の風景が一つ二つと入り始めた。黄色い朝の光が、敷居の向こう側に出ていた。明るい光が差し込む朝の風景は、いつ見ても胸がときめく・・・・。

うん?そうじゃないじゃない。こんなに明るくなっているってことは、遅刻したってこと!

ラオンは驚いて上体を起き上らせた。しかし、すぐにもう一度頭を下げて言った。

「くらくらする。」

がっくりとふらふらとする頭の上から何かがぱさりと落ちた。額に置かれていた濡れ手拭いが、掛け布団の上に落ちたのだ。

「誰が(ヌガ)?」

振り向くと、枕元に座っているビョンヨンの姿が目に入って来た。彼は、壁に寄りかかったまま眠っていたのだ。

「キムヒョン・・・・。」

しっかりとした囲いが背中の後ろで張り巡らされているようだった。誰かが背後を守ってくれていると言う気分をどう表現することができるだろう?ひりひりとした気持ちが胸の中に沸き起こった。私にもこんな風に守ってくれる人がいるんだからって、誰でもひっ捕まえて自慢したかった。その時、ビョンヨンが目を覚ました。

「キムヒョン。」

「なんでもう起きてるんだ?もう少し寝ろ。」

「まさか、夜通しこうして起きていらしたのですか?それも私の為に・・・・。申し訳ありません(チェソンハムニダ)。」

「こういう時はありがとう(コマプタ)と言うもんだ。」

「はい。ありがとうございます(コマプスムニダ)。おかげですっかり良くなりました。とっても元気になりました!」

ビョンヨンは腕を上げて見せながら冗談を言うラオンをじっと見つめた。しばらく黙っていた彼が、口を開いた。

「お前、甘えたことを言ったこともないのか?」

「はい(ネ)?」

「まだ幼い奴がなんでそう気丈に気を遣うんだ?辛ければ辛いと言えばいいだけだ。無理に耐える必要などない。」

「キムヒョン。私は・・・・・。」

その瞬間、喉元に熱いものがこみ上げ、話を続けることができなかった。何気なく手元にある枕あてを触ったりしていると、ビョンヨンがラオンの頭をひょいと押して、布団へと横にさせた。

「めんどくさい。口を閉じてもっと寝ろ。」

不愛想な言葉とは違い、ビョンヨンはラオンの首元まで布団をかけてくれた。そうしては、もう一度ラオンの枕元に座ったまま、目を閉じた。いつでもそこにいるとでもいうように。彼はそうして、ずっとそのままその場を離れることはなかった。

 

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すみません~!!また日がかわっちゃった・・・。

 

「ラオン寝込む」の画像検索結果

キムヒョン・・・・。

「まだ幼いのになんでそう気ばかり遣うんだ。」

「ビョンヨン 雲が描いた月明かり」の画像検索結果

「寝ろ。」

 

 

 

ね??????やっばいかっこよさでしょう???

 

そう・・・写真はドンヨンでも・・・(笑)(笑)(笑)

 

ドラマも大好きなシーンですが、

「ヨン ラオンの看病 雲が描いた月明かり」の画像検索結果

 

ビョンヨンのぶっきらぼうな優しさのある原作も捨てがたい!!!!!(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

ビョンヨン派になってきちゃった人~~~???(///∇//)