二十五.これはホントありえない!(1) | のあのあlife

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『雲が描いた月明かり(구르미 그린 달빛)』に史上最強にどハマリしてしまい♡2017年も自分の勉強兼ねて原作小説を翻訳しつつ、パク・ボゴム君とキム・ユジョンちゃんのボユカップル、密かに熱烈に応援中です~♡(笑)
2021年4月、またこのブログ再開します☆

四方がぎゅっと行き詰まった地下室。床からは陰湿な冷気が漂ってきた。椅子に座ったミョンオンは、鋭く冷たい目つきで(霜柱のような目つきで)垂れ絹の向こうを見つめた。そこには、ここ数ヶ月のうちに彼女を燃え上がらせ、また、奈落の底へと突き落とした張本人がいた。
ミョンオンは、下唇を噛んで聞いた。
「お前が本当に(チョンニョン)その恋文を書いたのだな?」
答えは聞こえては来なかった。しかし、それが肯定の沈黙だった。ミョンオンの目尻が赤くなった。
実に退屈な日々だった。万人の羨望の中で生まれた高貴な身分。一国の公主(コンジュ:正妃の娘、姫)という貴い身体で世に生まれたが・・・・・ミョンオンにはそれは黄金で作られた足枷にすぎなかった。言葉の意味(マルクィ)がわかり始めたときから、していいことよりもやってはいけないことをもっと多く聞き、学んだ。
公主(コンジュ)だから・・・・・、この国の宝だから・・・・・。一歩動くだけでも、多くの視線や制約が続いた。
格子のない牢獄。民(ペクソン)の目には宮殿は黄金で作られた天上の世界だったが、彼女にとってはそこは生きている者たちの墓場だった。深い水の中に沈んでいるように息がぐっと詰まっていた。長いため息を吐くたび、癖のように空を見た。太陽と月から寂しさが感じられた。いっそ、虚しく偽りで散るくらいなら一筋の風になりたかった。
雲と友でいる風はあんなにも自由なのに、私はどうして公主(コンジュ)で、女人に生まれてしまったの?
空に浮かぶ雲が、手で掴めない風が、限りなく羨ましかった。女人という運命から、公主(コンジュ)という縛りから抜け出して、凡蝶のようにひらひらと飛んでいきたかった。しかし・・・・・、ある日飛んできた一通の手紙が、退屈だった彼女の人生を丸ごと揺るがすこととなった。
病気を口実に、祖母の屋敷(縁戚の外家)に数日間いた時のことだった。半月日(十五日)、足踏み(タリパルギ:伝統民族遊び、正月半月日、この日に橋を渡り足踏みすると一年間足が丈夫にいられるという)をしに水標橋(スピョキョウ)で自身を見たという一人の男からだと聞いた。顔も覚えていない男の手紙に、ミョンオンは鼻で笑った。今まで、彼女へと直接、または間接的に恋文を送ってきた男はとても多かった。
幼稚で退屈な作者たち。水準の低い文章と、どこかで聞いたことがあるくすぐったい文章。彼らは互いに約束でもしているかのように、花のように美しく、世の中の何とも替えようのない貴い愛と燃える心を囁いた。しかし、彼らの文章には愛がこもっていなかった。
ミョンオンは、その手紙もどうせ他のものと違いはないのだろうと独り思った。
さあ、お前は一体どんな言葉を言ってくれるのかしら?
少し見下した気持ちで手紙を広げてみた。ところが・・・・・・。


なぜ人の目は二つあるのだと思われますか?

恋文は小さな好奇心で始まっていた。

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ラブレターいっぱい貰うツンツンなミョンオン公主♡

はてさて。。。ラオンの恋文は??

誰か助けてーーーーー(m´Д`)m




携帯、いい!!(∩´∀`∩)

今日は本を少し写して持ってきました。あらら。ちょっとした時間に書けますね!!♪(´ε` )

この章は、有名な彼のあの台詞が出てくるんです♡(●´∀`●)

全く違う場面で。全く違う意味で(笑)(。・∀・。)ノ

取りあえず空き時間でここまでー。また後でー。、、あるかな??