「どなた・・・・・でしょうか?」
ビョンヨンがいるべきその場所に、なぜだか老人が一人、立っていた。見慣れない老人の姿に、ラオンはしばらく瞳をくるくるとさせた。
誰かしら?確かに知っているようなんだけど・・・?誰・・・・・!
ふとラオンの瞳が大きくなった。
「貴人(クィイン)老公(オルシン)ではありませんか?」
ラオンはぜんまいのようにぱっと立ち上がった。
その老人が誰なのか。前判内侍府事(パンネシブサ)パク・ドゥヨンではないか。ちょっとした(些少な)文章だと言ってホンショに書名させ、自分をここまで来させた、まさにその詐欺師!敵は一本橋で会うと言う。
「貴人はこちらにはどうして来られたのですか?いえ、ちょうどよくお会いしました。そうでなくても問いたいことがたくさんあるのです。」
奥歯を食いしばったラオンが、袖を捲りあげた。そんなラオンに向かって、ッチ、下を打ったパク・ドゥヨンが、くるりと回した視線で資善堂をくまなく見た。
「行けと言うので来たが何をするのか?」
「はい?」
「なに、こっちのことだ。」
懐から小さな書籍を取り出した老人がぺらぺらと頁を捲った。
「不通(プルトン)、不通、不通、連日不通とは。」
パタッ。書籍を閉じてひっこめると、再びそれを懐に入れたパク・ドゥヨンは、情けない様子で言葉を続けた。
「これでは私の面目がたたないではないか。」
「はい?」
「ついてきなさい。私が特別な教えを与えてやるから。」
「はい?」
「お前は『はい?』ということしか知らないのか?」
「はい?」
これはまた、どういう状況なの?
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まさにこの時以降恨んでましたからね(笑)あはは
この時以来で急に現れてこれとは・・・(°д°;)
オルシンツンデレ!!!!(笑)・・え?
↓
↓
「ちっちっち。不通、不通、不通・・連日不通とは・・・!」
きゅううん・・・・
「ついて来なさい!」
・・・・・ぎゃふん。
全然萌えない・・・・(笑)
台詞だけ聞いたらツンデレなのに(笑)
すみません・・少々職場状況変わり、忙しくて今日はこの辺で・・・(。-人-。)