注:かなりにやけるシーンになっております。周りにご注意の上、お読みください(笑)
(全話の中でも、のあのとても好きなお気に入りシーンなんですо(ж>▽<)y ☆
途中、突っ込みしまくりたくなりますが!!(笑)(笑)
一応翻訳ということでそれは最後までとりあえず我慢しました(笑)о(ж>▽<)y ☆
♡ゆっくりどうぞ・・(●´ェ`●)ポッ)
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「この文章・・・・。」
「はい?」
「この文章の意味解釈が間違っている。」
「そうなのですか?」
頭を下げたままだったラオンが、頭を持ち上げた。少しの間、しなければならない勉強が山のようにあるという事実を忘れていた。そうでなくとも今日はビョンヨンがいなくて、一人で勉強をしているところだった。ちょうどよかったと、ラオンは机をつけるとヨンの傍へと、ぴったりと寄り添って座った。
「では、これはどう意味解釈をすればよいですか?」
「・・・・・・。」
ヨンの首筋に、ラオンの息遣いが伝わった。見上げてくる大きな瞳が、彼の唇をじっと見つめた。瞬間、無関心にしていたヨンの表情に亀裂が生じた。氷にでもなったようにしっかりと固まっているヨンとは異なり、ラオンは書籍の文章を指さして、質問を続けた。
「花草書生。だから、この文章は・・・・・。」
「男ともあろう者が!どうしてそんなにしきりにくっついてくるのか!?」
とうとう彼の口からぶっきらぼうな文句が出た。
「あ、私がそうでしたか?すみません。」
ラオンがしょげたように笑うと一寸、わきへと退いて座った。すると、今度はヨンの口から不満そうな咳払いが漏れ出した。
「・・・・・ふん。」
コイツがぴったりとくっついている時は、首筋にまとわりつくコイツの息遣いに居心地が悪かった。それなのに、こうしてコイツが私の傍から離れて座っても、これはこれで心の片隅で気に食わなかった。しばらく眉間に皺を寄せていたヨンは、彼女の隣に近づいて座った。
「何の勉強をこんなにも熱心にしているのだ?」
「もうすぐ講經(カンギョン)試験があるのです。」
「そうなのか?いくらそうだとしても、だ。どうしたことで内侍たちが成均館儒生たちよりもさらに勉強するように見えるのだ?なぜだ?試験ができないと誰かに叱られでもするのか?」
「不通(プルトン)になれば、教育場を五十周しなければならないのですが、特にそれだけでこのように熱心にすることはないんです。」
「ではなぜこんなにも必死なのだ?」
「壯元(チャンウォン)に一度なってみたいのです。」
「壯元(チャンウォン)?ほぅ。」
片方の口元を吊り上げ、かすかに笑ったヨンが言葉を続けた。
「まだ意味解釈すらできていない奴が、夢も大きいな。」
「今まさに育ちざかりの新芽の夢をそんなにも無残に踏みにじることをしないでください。」
「成長する新芽?私が見るには、郡内にばらばらと並ぶ黄色い枯れ木のようだが?」
「うちの祖父のおっしゃることには、精神一到何事不成(チョンシンイルドハサプルソン)だと。精神統一して集中すれば、成し遂げられないことはないという意味でしょう。」
「いくら精神統一しても、できぬことはできぬというのが法だ。」
「人のこととは分からぬものです。もしかして、ご存じですか?真心は天に通ずると。私が本当に壯元(チャンウォン)になるということです。」
「・・・・・・。」
「努力する者に勝つことのできることは何もないと言います。誰が何といっても、私は必ず壯元(チャンウォン)になるつもりです。何としてでも壯元(チャンウォン)になって、うちの母とタニに会いに帰るんです。」
ラオンの深刻な姿に、ヨンは片方の眉を吊り上げた。
「つまり、こんなにも必死にする理由、お前の母上と妹の為なのか?」
「そうです。」
「もしや、宮殿に入った理由も、その為か?家族の為に?」
ヨンの問いに、ラオンは何も言わなかった。肯定の沈黙。ヨンはラオンの顔をじっと見つめた。わずか十七歳、同年代の他の男たちよりも、はるかに脆く弱そうな奴なのに。その肩に置かれた荷はかなり重いようだった。
「もうその荷、下ろしてもいいのではないか?」
「何をおっしゃっているのですか?」
「お前の母上と妹の為に宦官になり宮殿まで入って来るとは、お前のできることはやったようだ。だからもう、その者たちと関係なくお前の人生を生きても、誰も何も言わないと言うのだ。」
ラオンはヨンをじっと見つめた。
「花草書生は家族が厄介なお荷物なのですか?」
「・・・・・・。」
「私にとって、母とタニは、生きていかなければならない理由なのです。生きる理由がなければ生きることができないように、その二人がいないのであれば、私もいないのです。荷物ですって?とんでもない話です。」
一瞬、資善堂に沈黙が訪れた。ヨンはしばらく黙ったままのラオンを見つめた。喜んで重い荷物を背負ったまま生きていくと言った奴が、一方では素晴らしく思え、もう一方では、目がひりひりするほど痛ましかった。
長い沈黙の末に、ヨンがその場を叩いて立ち上がった。
「もう行かれるのですか?」
残念な気持ちでラオンが扉を出るヨンに聞いた。
「行かねばならぬだろう。毎度言っているが、私はそんなに暇人ではないのだ。」
「あ、そうだ。妹さんの体調が良くないと伺いましたが、大丈夫なのですか?」
「時間が薬となる病だ。」
「それはどういうことですか?」
「一言でいうと、大人になる過程とでも言おうか。」
聞けば聞くほどさらに迷宮入りする話だ。ラオンは頭をちょっと傾けた。
「ところで、私の妹が具合が悪いと、どうして知ったのだ?」
「キムヒョンから話してくださいました。」
「アイツの性格から間違いなくぺらぺらと話すはずがないし、お前が聞いたということか?」
「・・・・・・。」
「なぜだ?」
「いえ、その・・だから・・・・。」
「しばらくの間私に会えなくて、もしや会いたくなったりしたということか?」
「あり得ないことおっしゃらないでください。これはただ・・・・・・そうです!毎日見ていたお隣のマルボクが急に見なくなったら心配する心情と同じようなものです。そんなチリのように些細な気持ちで聞いただけのことです。」
ヨンの冗談に、ラオンがカッと大声を出した。しかし、自分の反応があまりにもやりすぎたと思われたかもしれないと、急いで背を向けて座ると、関係のない書物だけを見た。じっと、横目でその姿を見ていると、ヨンは声もなく笑った。
アイツのする音が日増しにただ可愛らしいと感じられるのだ。
しかし、彼はすぐに改めた顔つきになった。アイツだけを見ているとしきりに笑ってしまい、ここにもっといると、私はおかしな奴の魔手に永遠に苛まれてしまいそうだと考えたヨンは、急いで歩いて行った。
「もう行くのか?」
ヨンが資善堂の正門をちょうど出る時だった。壁の上から低い声が聞こえてきた。
「いつ帰ったのだ?」
「・・・・・・。」
答える代わりにビョンヨンはひょいっとヨンの隣に飛び降りた。
「帰っても入りもせず。」
ビョンヨンは資善堂の中を顎で指した。
「もう少し遊んでいってやれよ。アイツ、かなり邸下(チョハ)を待っていたようだったのに。」
「そうか?」
カッと起こったラオンを思い出し、ヨンはふっと笑った。そうした時、ふと思い出したようにビョンヨンに聞いた。
「ところで、もしやマルボクとは誰か知っているか?」
「・・・・・・っく!」
ビョンヨンから笑い声が突然出てきた。
「なんだ?なぜ笑うのだ?一体マルボクとは誰なのだ?」
「アイツの隣の家で飼っていた犬の名前だそうだぞ。」
「何だと?」
ヨンがあり得ないという表情を見せた。
畏れ多くも王世子である私を一介の犬と比較したのか?
もしも他の者にこのような話を聞いたならば、すぐにでも治盜棍(チドゴン:罪人に棍棒で尻を打つこと)を下したに違いない。畏れ多くも王世子を愚弄した罪を問い、斬首したとしてもおかしくはない状況だった。しかし、肝心のヨンはくっと笑ってしまった。そのとんでもない奴の言うことには実に呆れていたが、憎くはなかった。
おかしなことだ。本当に、おかしなことだ。
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(≧▽≦)
もう楽しすぎますよね(笑)あっはっは★しかも間違い指摘しておきながら、結局教えてやらんのかいっ!ってね(笑)
「く・・・くっつきすぎだろ!!!(怒)」
「そうですか?・・すみません・・」))))
(  ̄っ ̄) ・・((((;´ v `*)
「・・・・ふん。」(  ̄っ ̄)
・・((((((  ̄っ ̄)(ㆁωㆁ*)??
近寄って座るんか~~~い Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
もうツンデレの極みで可愛すぎなんですけど!!!!!ヨンがっ!!!!(笑)
しかも!!!!
「会いたかったんじゃないのか?」
なーんてヨンの冗談に・・・
「あり得ないことを!」と言いつつも、「・・・そうですよ!!」って(///∇//)
逆切れで会いたくなってた(?)気持ちを暴露しちゃったラオンももう・・・・・なんなのこの可愛さ!!!!
私的には、こういう、ちょっとした、頑張って生きてきた生い立ちが、男性主人公にばれるシーン(?)も好きなので・・(*´艸`*)ツボ♡ど真ん中♡
ともかく。そりゃぁ、こんなにも可愛かったら、にやけちゃうでしょう!!!☆(*´∀`)σ)))))*3゚),・´.、
なのに・・・。
・・・・・隣の家の・・・・犬の名前だそうで・・・
( ̄□ ̄;)!!!!
マルボクが誰なのか聞いちゃうヨンと、答えちゃうビョンヨン(笑)
とにもかくにも・・・・・ここは、もう最高のシーンでした(笑)
まだまだ、最高のシーンはこれから盛沢山なので♡お楽しみに(笑)あはは