八.東の楼閣の厄介なモノ(3) | のあのあlife

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『雲が描いた月明かり(구르미 그린 달빛)』に史上最強にどハマリしてしまい♡2017年も自分の勉強兼ねて原作小説を翻訳しつつ、パク・ボゴム君とキム・ユジョンちゃんのボユカップル、密かに熱烈に応援中です~♡(笑)
2021年4月、またこのブログ再開します☆

「それでも、最初は確かなのかと考えました。でも、今日ここでまた会った瞬間、悟るようになりました。私たちの縁が普通ではないことを。」

「普通ではないかもしれぬな。もしかしたら、不倶戴天(プルグテチョン)の敵だったかもしれぬ。」

「夫婦だったんですよ。」

「誰が決めたのだ?」

コイツ、それとなく私の隣の位置を閉めようとしているのだな。畏れ多くも誰が!いや。奴はまだ私の正体を知らない。では・・一体なぜこのようなとんでもないことを言うのだ?

「天の意思というものは、本来そういうものです。望みが叶わない縁を、自分の思い通りに、引き続き引き離すのです。」

溜息をついたラオンが、突然ヨンの手を握りしめた。反射的に、手を振り払ったヨンは、ラオンの二つの目を見て、うっと固まった。ラオンのとても大きな目に涙が浮かんでいたのだ。

「花草書生(ファッチョソセン)、この生での私たちの縁は、残念ですがここまでなようです。」

「なぜだ?」

「残念ですが・・・・私はすでに他の人のものとなってしまったからです。」

「何だと?」

ヨンは、癖のように眉間に皺を寄せた。妙に神経に障る。勿論、コイツが私の隣の位置を勝ち取るなどということは話にもならないことだ。前世では夫婦だっただと?嘲笑が自然に漏れた。しかし、他の人のものになったと聞いた瞬間、ヨンは妙な気分になった。一種の敗北感だと言えるのか?

「誰だ?」

畏れ多くも王世子である私を差し置いて選ばれた人物は?

その質問に答えでもするかのように、ラオンがどこかへとちょこちょこと走って行った。少しした後、黒い服の男を先頭に立たせた彼女が、意気揚々とした表情で戻ってきた。

「この方です!」

「・・・・・・・!」

「この方がその・・私たち二人は、同宿(トンスク)している関係なのです。だから、これ以上私は、花草書生(ファッチョソセン)の者にはなれないのです。」

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短めですが・・・(笑)

昨日今日私用でばたつき・・とりあえずここまででアップしておきます♥(ㆁωㆁ*)

 

連れてきたのは・・・もちろん・・・?(笑)о(ж>▽<)y ☆

っは!俺と前世で夫婦だと?

  笑わせてくれるよ。

 

・・・・・!???

他の人の者だと???

・・・・・・。